バークシャーB株が欲しくなったけど…

今みたいな時期には偉人の名著を読み返して楽しむことが多く、
1月はグレアムの「賢明なる投資家」だったから、今回はバフェット。
バフェットさんの文章をいろいろ読んでいると、やはり考え方が素晴らしく、
どうしてもバークシャー・ハサウェイ株が欲しくなってしまう。
先週末の終値はA株は129,360ドル、B株は4,318.05ドル。
とりあえず、手紙の1995,96年版をまとめた翻訳本のP236~244を読み返してみた。

バークシャーのB株は次の例外を除き、A株の30分の1の権利を持つ。
B株はA株の200分の1の投票権しか持たない
・慈善活動プログラムに参加する資格がない
・A株をいつでもB株30株に転換することができるが逆はない

B株の目的は、バークシャーのポートフォリオそっくりの投資信託が販売され、
それにつられた投資家が金融機関に食い物にされるのを防ぐこと。
と同時に、投資したいと願う長期投資家に低コストの小口金融商品を用意する。

つまり、バークシャーB株への投資は、企業の部分所有じゃなくて、
ファンドマネージャー・バフェットの投資信託の購入ってことなんだね。
うーん、そうするとちょっと違うんだよなぁ。

買った株は半永久的に保有、私も師匠に従ってそれを貫くつもり。
そうすると私の方がバフェットさんより長生きするに決まってる。
バフェットさんの後継者がダメなら、きちんと議決権を行使する必要がある。
だから私にとって、B株はA株の200分の1の価値。

リスク分散化、保有期間の短期化の流れの中で、投資家のほとんどは、
株主としての権利を放り出してしまったけど、私はこれからも大事にしたい。
この話をすると長くなっちゃうから、とりあえずこの辺で今日のメモおしまい。

コメント

  1. Alpha より:

    まろさん、
    すごく基本的な質問なのですが、バークシャーのA株は取引単位が10株からなのですか?
    私の理解では、通常の米国株で取引単位数が決まっているものを知らないもので。。。

  2. まろ@管理人 より:

    Alphaさんにそう言われて、分からないながら調べてみましたが、B株はやはり10株単位のようです。
    A株については私の勘違いで1株から買えるようです。取引単位は10株だけど、1株以上で売買可能と、バフェットさん自ら語っていました。
    "Though our round lot for trading on the NYSE is ten shares, any number of shares from one on up can be bought or sold."(1988年の手紙より)
    ということはA株購入に望みがあるということですね。
    でも、金融資産が3,000万円超にならないと厳しいかも(笑)

  3. Alpha より:

    まろさん、
    私も調べてみました。バークシャーのサイトにもAとBの権利の比較が載っていました。
    http://www.berkshirehathaway.com/compab.html
    まろさんがおっしゃる通り、
    A株の30分の1の権利を持つ。
    B株はA株の200分の1の投票権しか持たない
    A株をいつでもB株30株に転換することができるが逆はない
    でした。上記サイトに記載されている事としては、
    A株とB株のどちらの保有者もバークシャーのアニュアル・ミーティングに参加する資格がある。
    B株は、A株の30分の1より高い価格で売られることはない。もしその様なことが起きた場合は、調整が行なわれ、価格は30:1に戻される。
    一方、B株はA株の30分の1以下の価格で売ることができる。(AはBに転換する事ができるので、その逆は実質上ない)
    Bの方の需要がAより多い場合(供給に対して)、Bの価格はAとほぼ同じになる。Bの方の需要がAより少ない場合、ディスカウントがおきる。
    私の(バフェット氏の)意見として、通常、Bの需要は(Aより多いので)、30分の1の価格で取引されている。しかし、時折、異なる需要と供給の状況になり、Bが多少安くなって売られる場合がある。(バフェット氏の意見として)もし、BがAより2%以上安くなった場合、Bの方が買いだと思う。もし、二つが同じレベルだった場合は、30株以上のBを買いたいと考えている人は、Aを買う事を考えるべきだ。
    ==================================
    とのことです。
    実は最近、バフェットさんが健在な時に、バークシャーのアニュアル・ミーティングに一度で良いから行きたい、と強く思う様になっています。
    (バフェットさんの手紙を読んでいて、急遽、それが私のWildest Dreamとなっています。(ちょうど8ページ目を訳して、エントリーしたとこなので))
    私はバークシャーの株主総会に出席するためには、A株でないとだめだと、勝手に思っていて、何とか手に入れて、参加したいと思っていました。(それで、まろさんに質問をしました。)今回、A株でなくてもその希望がかなうことが分かった事が、収穫です。
    これも、まろさんがこのエントリーを書いて下さったり、調べて返事を下さったお陰です。ありがとうございました。
    尚、単位株が設定されているのかどうか、試しに10株未満のB株の注文を入れたところ、
    買う事ができました!!
    と言う事で、まろさんもいかがでしょう?良かったら、一緒にバークシャーのアニュアル・ミーティングに行きませんか?
    私は、今あまり経済的にゆとりがないのですが、4月の投資状況、市場環境、生活状況、その他を考慮して、最終的に本当に行くかどうか決めるつもりです。

  4. まろ@管理人 より:

    B株についてさらに調べました。
    日本の金融機関を通じて買おうとすると、B株が10株単位になるようです。
    どういう区分けかは不明ですが、例えばGoogleも10株単位になっています。
    バークシャーのアニュアル・ミーティング行ってみたいですが、さすがに英語聞き取れないのでなんとも…。でも、初めて英語でメールやり取りしたのが、ジョン・ボーグル氏で、初めての海外旅行がオマハとなれば、正真正銘の投資バカと胸を張れそうなトコがちょっと魅力(笑)
    1つ気になったことがあります。
    日本の会社法だと株主総会への出席の権利は、決算期末に株主名簿に載ってることが条件です。
    アメリカの法律はどうなのか分かりませんが、バークシャーは12月決算なので、3月に株主になったAlphaさんは参加できるのかなと。バークシャーなら寛大に受け入れてくれそうな気がしますが、念のため調べてみてはいかがかでしょうか。

  5. Alpha より:

    まろさん、
    さらに調べさせてしまうことになり、すみません。日本では、取引単位の制限があるんですね。
    B株を買って舞い上がりながら、前回のコメントを書いたのですが、私も数時間後、多少冷静になってきて、まろさんがおっしゃった様な事(いつの時点までに株主になっていなkればいけないのか?)、もろもろを考えていました。
    バークシャーのサイトにも情報が載っていました。以下、主だったところを記します。
    ”2007年のアニュアルリポートが3月中旬から下旬にかけて、株主に送付される。レポートと一緒に、議決権行使委任状・株主総会招集通知とポストカードが入っており、ポストカードに記入して送り返すと、ミーティング参加資格の証書が送られてくる。”
    http://www.berkshirehathaway.com/meet01/2008meet.pdf
    と言う事で、恐らく私は今回はタイミングを逃してしまった様です。
    尚、ご存知のことと思いますが、このアニュアルミーティングはかなり大きなイベントで、週末にかけて、ミーティング以外にもカクテルパーティ(レセプション)、バークシャーの子会社の展示即売会の様なもの、ステーキハウス(どんな大きさなのでしょか?ホテルの会場を使うのだと思いますが、、、)シェアホルダーナイト、さらに海外からの株主向けの特別レセプションもあるようです。
    と言う事で、海外の株主に対しても、招待状が送られるみたいです。アニュアルミーティングとその他のイベントに関しては、全て参加資格の証明書が必要でかなり厳格にとり行なわれるみたいです。
    バフェットさんが健在なうちに行きたい、と言う強い希望を持っていたくせに、なんで、もっと前から調べてなかったのか、かなりショックで、自己嫌悪におちいってます。
    冷静になれば、慌てて買って、買ったからアニュアルミーティングにもでれるかなあ、等と浮かれて行くようなものでもないので、結果的には良かったのかな、と思います。
    今回の経験、反省を元にもっと計画的に取り組む様にしようと思います。

  6. まろ@管理人 より:

    Alphaさんのおかげで取引単位の全貌が見えてきました。
    日本の証券会社は外国株式を取扱うにあたり、取引単位を独自に定めているようです。
    例えば、
     E-trade 買い;10株以上1株単位、売り;1株単位
     楽天 買い;10株単位、売り;1株単位
    というように、主として買い注文に制約があるようです。
    アメリカの証券会社に口座を開けばいいのでしょうが、管理が面倒なのと、英語がスラスラ読めないのとで、かけた時間も運用コストの一部と考えると、二の足を踏んでしまう状況です。
    バークシャーのアニュアル・ミーティングって日本のゴールデンウィークに当たる頃に開催されるんですね。日本人の参加者も結構多そうですね。