ジム・ロジャーズが中国以外の新興国を売った

この記事は約1分で読めます。

ジム・ロジャーズがインタビューに答えて、
 新興国の株は中国以外はぜーんぶ売っちゃった。
 中国市場が今年も倍になったなら完全にバブルだから売るよ。
なーんてこと語ったそうな。※ニュースの原文

私のスタンスはご存知の通り、ブラジル以外の新興国に興味なし。
その訳をまとめておくと、
新興国投資に否定的なのは、
1.株式のリターンが、国の経済成長を先取りすることはあるけど、
 国の経済成長が株式の将来のリターンを先取りはしない。

2.時価総額の小さな市場に、熱狂した資金の組み合わせは、
 長期的に見て高いリターンをもたらすことはない。

ブラジルにこだわるのは、サッカー狂特有の現象。
豊かな創造力と組織力が噛み合った時のブラジルは世界最強。
これは経済やビジネスにも通じるはずだから、ブラジル人の素質を信じて、
多少のバブル崩壊があったとしても問題なしと判断。

英語が堪能な方は、以前も紹介したウィリアム・バーンスタインのコラム、
Thick as a BRIC」も併せてどーぞ。

コメント

  1. Alpha より:

    まろさん、
    情報ありがとうございます。これって結構、示唆するものがありますよね。この先どうなるかは、誰にも分からないにせよ、考えさせられるものがあります。
    私はエマージング・マーケットには投資していませんが、世界全体の市場の動向にも影響することなので、もっとBRICS等にも目をむけるべきだなと反省しています。
    まろさんは、本当に幅広い情報・視点をお持ちですね。私のブログを紹介してくださったエントリーで、バステットさんがおっしゃっていましたが、私もまろさんのブログはすごくためになる情報がいっぱいあって、買いだと思います。
    p.s. このエントリーに関連して、私の方でも取り上げて、トラックバックしても良いでしょうか?

  2. まろ@管理人 より:

    スペシャルなご賞賛、照れます…。
    ぜひぜひトラックバックお待ちしてますね。
    英語圏の情報は、自分よりAlphaさんの方が信頼できるから(笑)

  3. Alpha より:

    まろさん、
    大変遅くなりましたが、関連の記事を書きましたので、トラックバックいたします。