グレアムの提唱した投資の定義

株式市場に違和感を覚えると、なんとなく名著を再読したくなる。
ベンジャミン・グレアムが提唱した投資の定義とは何だったか、振り返ってみた。

投資とは詳細な分析に基づいて、
 元本の安全性と満足すべきリターンを確保する行為である。
詳細な分析
・・・十分に確立された安全性の基準に照らしてさまざまな事実を検討すること
安全性
・・・平時またはかなり一般的な状況の下で損失から身を守る
満足すべきリターン
・・・投資家がそれなりの懸命な努力をしたのであれば、
   その利益の多少は問わず、その投資家が手にするある程度のリターン
グレアム&ドット「証券分析」88~91ページ

満足すべきリターンって?? 
もう少し詳しく説明したのが、「賢明なる投資家」第4章かな。
グレアムは、期待リターンが取ったリスクに比例するという考えに否定的で…

期待できる収益率は、投資家が自発的に投資のために
どれだけの知的努力を注げるかにかかっているはずだ。
元本の安全を第一に考え、わずらわしい努力を嫌う
受動的な投資家は、最低限の利益しか得られない。
最大限の利益を得られる可能性があるのは、
最大限の知性と技術を駆使する用心深い積極的な投資家なのである。


と、ここまでまとめてみたものの、特にありがたみを感じず、
「投資とは」なんて定義する意味が果たしてあるのかどうか。。。
もっと根本的な疑問を感じてしまう私であった。