新規公開株なんてインチキさ

株式の上場を目指す会社の内部を見る機会が…。
投資家はタダのカモなんだということがよく分かった。
もともと上場すべきでない企業が、周りから煽られておかしくなり、
最後には悪気はなくても、上場という形で投資家から資金を騙し取る。
すべての会社がそうではないだろうが、これがIPOの実態だ。

新規公開株の中には、あぁ言った筋の悪い会社も混ざっているかもしれない。
今年の新規公開株のほとんどは、初値が高くついた。
抽選に応募して、当選すれば必ず儲かる、なんて幻想を抱くのはやめにしよう。

ベン・グレアムが歴史的名著「賢明なる投資家」の第6章で
新規公開について語った一節を紹介したい。(上巻のP254)

 上昇相場の中ごろから新規公開が始まり、その価格はそこそこ魅力的なものであり、初期の公開株式を買った人は大きな利益を手にすることができる。

 相場上昇が続くと、この種の株式が相次いで公開され、それにつれて上場する企業の質が次第に下がってくる反面、公開時の売り出し価格は法外なほど高くなる。

 上昇相場の終焉を示す確かな兆候の1つとして、得体の知れない小企業の株式が、株式市場において長い歴史を持つ中堅企業の株価よりも高値で売り出されることがあげられる。


☆参考図書(Amazonへリンク)
 ベンジャミン・グレアム&ジェイソン・ツバイク「賢明なる投資家・上」
  不朽の名著にツバイクが現代にあわせた注解をつけた逸品。
  バフェットさんも2003年の手紙の中で、「ファーストクラスの仕事」と称賛。