バフェットさん関係の推薦図書

今日、本屋でたまたま見つけて思わず買ってしまった

  • ローレンス・カニンガム「バフェットからの手紙

バフェット自身によるバークシャー・ハサウェイ社の株主への手紙。
これをテーマごとに編集した、投資家なら誰もが知る一冊。
日本語訳は1996年度版までしか反映されていなかったけど、
このたび2011年度版まで踏まえた新版が登場したのだ!

140730バフェットからの手紙

かつて私が「これはぜひとも日本語で紹介したい!」と格闘した

  • ITバブルをシンデレラの舞踏会にたとえた話(2000
  • “How to Minimize Investment Returns”(2005

なんて話もちゃんと収録されていて嬉しい。

ご機嫌なので私も昔書いた「バフェットさん関係の推薦図書」を改訂!

著者は1977年から「バフェットの手紙」の編集を担当してきた人物。
「スノーボール」や「ビジネスは人なり 投資は価値なり」といった、
これまで発売の伝記物よりも退屈せずに読める気がする。

その運用実績からバフェットの投資哲学に学ぶべきことは多いが、
個人投資家には適さない、または絶対真似できない部分もある。
例えば、投資先に影響力を持つことができるからこそ、
株ではなく企業を買う、との考え方ができるとの指摘をしている。
バフェット崇拝だけで終わらせない内容が興味深い。

日本人が書いたもので唯一オススメできるのがこの本。
バフェットが注目された時期はどんな経営手法が主流だったのか?
それに対してバフェットはどんな経営哲学を持っていたのか?
経営者バフェットにもスポットを当てていることに特徴があり、
日本企業の経営との比較もされている点が興味深い一冊。

大投資家の投資哲学の背景にある習慣に迫る一冊。
ちなみに私自身は投資をはじめて10年くらいはバフェット派。
その後は哲学的な思考をするジョージ・ソロスがお気に入り。

  • オススメできない著者…メアリー・バフェット

バフェットの息子ピーターの元妻という肩書きを武器に、
「バフェットの銘柄選択術」をはじめとした数多くの著書がある。
手っ取り早く儲けられそうな雰囲気を出した悪本が多い。

コメント

  1. ten より:

    TB ありがとうございました。
    正直、私もこの本を読んで初めてバフェット氏を知りました。
    本を纏めていただいてありがとうございます。
    こちらのバフェットとビルゲイツの対談ビデオも良さそうです。(高いですが、、、)
    http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/489101055X

  2. トレンド より:

    うは~~~、一番の売れ筋を否定してくる辺り、まろさんらしい。
    自分は参考になりましたよ、「バフェットの銘柄選択術」、細かい数式ではなくて、売上や経常利益、EPSの逓増、成長の予測し易い銘柄、範囲に投資するみたいな辺りが・・・ごめんなさい、既に劣化していたようです。
    むしろ最近ではソロス型の”市場の歪み”や最適な資産配分、総量管理に興味がありますね
    (皆さん手っ取り早いところ目指して玉砕するんでしょう)
    石油資源に関してですが、オイルサンドや超重質油、石炭の液状化、エタノールのようなバイオ燃料といった代案が浮上しており、自分達の生きてるうちはなくなりませんよ。
    それと昔経済誌に”石油無限論”なんてのが掲載されてましたよ。
     なんでもマントル層などで再精製されているんじゃないか?みたいな内容で一旦枯渇してところから再度採れるようになった、検査の結果以前なかった場所から発見されたという話でした。
     確か金でも類似の話がありましたけど、枯渇しないと分かれば価格は暴落しますから石油メジャーはそんなところに金を出しませんよね?
    結論を申し上げて、一つのシナリオに乗りすぎるのは返って危ない。バフェットさんの言うこともわかりますけど、自分は凡人なので卵を2つか3つの籠に分けて監視したいですね(最低限の分散という奴です)。
    挨拶抜きで長文失礼、それではε≡≡ヘ( ´∀`)ノ

  3. まろ@管理人 より:

    どーも、コメントありがとうございます。
    「バフェットの銘柄選択術」って本人が書いたわけじゃないから、
    バフェットさんが投資した企業を分析して、
    第三者が後付で解釈つけたような、そんな印象を持っています。
    とにかく好きじゃないです(笑)
    石油の話、ありがとうございます。日本でも石油出るかな?
    無知な分野は煽動されやすいから、気をつけないといけませんね。

  4. staygold より:

    こんにちは。
    バフェットが実際にどういった投資をしたか。例えばコカコーラなんかは有名ですが。それはどういう考えでその会社に投資したのか。
    特に、どういう考えで投資したのかが分かるような本を読みたいなら、どれがおすすめですか?
    追伸
    取引報告書の記事でのリンクありがとうございました。
    私のところにも取引0の証券会社も含めてたくさん送られてきました。

  5. まろ@管理人 より:

    staygold さん、バフェットを追究するにはやはり本人が書いた手紙からです。
    翻訳本「バフェットからの手紙」の2、3章は何度読み返しても楽しめます。
    また、コカ・コーラだけに注目すれば、牧野氏の「最強の投資家バフェット」は、
    バフェットとコカ・コーラを絡めた記述に100ページ割いていて、
    当時のゴイエスタCEOの経営についての記述等、背景も書かれていてお薦めです。

  6. staygold より:

    お返事ありがとうございます。
    バフェットからの手紙、注文してみました。

  7. まろさん、こんばんは。
    [新版]バフェットの投資原則、昨日書店で見つけたので早速買って読んでみました。
    僕も「バフェットの教訓」も読みましたが、解説が逆に目障りにも感じて「~投資原則」の方が良いな、と思いました。
    例のバフェットさんの記事の翻訳、大分終わりに近づいたので、8月末にブログを立ち上げて掲載しようと思います。

  8. まろ@管理人 より:

    ついにブログできますか。楽しみしています。
    有用な情報はみんなと共有すれば、そこから新たな価値を生み出してくれる人がいるかもしれないから、私もbabooconさんのブログ宣伝しますね。

  9. 23時半頃にバークシャーのホームページにアニュアルレポートとバフェットの手紙が掲載されていましたね。
    今年は僕もバフェットの手紙の全訳に挑戦してみたいと思います。乞うご期待!(笑)

  10. まろ@管理人 より:

    おぉ、全訳に挑戦されますか。
    Alphaさんも急に復活されたようなので、今年は2種類の和訳が楽しめるということですね♪

  11. 「バフェット流投資に学ぶこと、学んではいけないこと」僕も昨日読みました。
    バフェットをまねる事の弊害もきちんと指摘していて、かゆい所に手が届く良書ですね。
    業績見通しの公表をやめても株主利益にはつながらない、というのは盲点でした。
    業績見通しの公表→短期的思考→株主の長期的利益に資さない
    と短絡的に考えていました。反省です・・・。

  12. まろ@管理人 より:

    業績見通しについては、ゴーン後の日産のように、見通し達成のため会計処理変更を連続させる、という会計的にはデビルな会社も出てくるので、うーん。。。そんなのは見破れるから大した問題じゃない、と言えばまぁそうかな?
    なんであれ、いろいろ考えさせてくれる良書でしたね。