リスク回避で株式売却の意味不明

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株価が下落したから、リスク回避のために株を売却して、
値上がりしている金や石油に資金を移す? 実に意味不明だ。

今、株を保有し続けるべきかどうかの判断は、
1ヶ月前に比べてどれだけ株価が下がったかは関係ないはず。
株価の下落そのものが、株式市場からリスクを取り去ってくれる。

人の心は不思議なもの。
金融商品は、値上がり前よりも値上がり後の方が、より魅力的に、
より安全に、そして将来有望に見えてしまうのだ。その逆も同じ。

今日なんか、また一段とリスクが低下したように見え、
年末年始に四季報で目を付けてた企業にとうとう手を出しちゃった。
ちょっとフライング気味だったかなぁ。まぁいいや、安いから♪

コメント

  1. ケングリフィー より:

    「株価の下落そのものが、株式市場からリスクを取り去ってくれる」というのは、とても腑に落ちる部分です。
    景気減速を既に織り込んでいるような株価なので、リスクは以前より減少しているのは確かでしょうね。人情として、早く立ち直ってほしい!というのはありますが^^;

  2. みほのぶるぼん より:

    こんにちは。
    ここ日本という国では、”貯蓄から投資へ”という掛け声だけで、真の投資家を作るという試みは行われていません。”株価”という株式の一面だけを対象にした投機的行動だけが助長される国です。本・サイト等で”損切りが大事”ということが述べられていますが、これも株価下落時に機械的に売ることだけを推奨するものです。投資における本来の損切りとは異なるものと私は思います。
    ですが、逆にこういった”誤った”投資行動をする人が多ければ多いほど、本当の投資機会は生まれるものだと思います。私もこの局面で狙っていたいくつかの銘柄を少しずつ買い向かっています。まぁ、足元はマイナスではありますが…

  3. まろ@管理人 より:

    ケングリフィーさんに気に入ってもらった部分太字にしました。
    みほのぶるぼんさん。
    好景気・上昇相場の時に、投資した株が値下がりするなら、積極的に損切りを検討すべきでしょうが、今みたいな時は、損切りよりも、手持ちの現金が底を尽きないよう買い続けることが大切ですよね。