ネガティブ・スクリーニングに違和感

SRI(社会的責任投資)を追いかけていると、
ネガティブ・スクリーニング、ポジティブ・スクリーニングという言葉によく出会う。
ごく簡単に言うと、

  • ネガティブ…環境や社会に良くない企業を投資先選定の際に外す
  • ポジティブ…CSR活動等からいい企業を選んで投資する

ということ。
私のブログに書いた中では、クラスター爆弾の話題がネガティブ、
CSRレポート読んで投資先を探そう、って話がポジティブに該当する。

でも、ファンドにネガティブ・スクリーニングを求めるのは、ちょっと気持ち悪い。
そもそも完璧な会社なんて存在しないから。
多くの会社は白黒はっきりしないグレーの部分を抱えてゆらいでる。
もうちょっと具体的に言うと、利益と社会とのバランスの間で綱渡り、みたいな。
だから、数ある事業の一部分に着目して、会社を黒と決めつけるのは奇妙。

投資先にネガティブな要素が見つかった場合、売り逃げたりせずに、
大きな資金を運用してるファンドなら、そのまま保有を続けて、
総会での株主提案などを通じて、企業と対話をするのが、理想じゃないかな。
完璧は無理だけど、投資先がより良くなるよう、投資家も一緒になって考える。
それが資本市場の本来の姿で、本物のSRIっぽい感じがするんだよね。