カーボン・ディスクロージャー・プロジェクト

温室効果ガスの排出量1トンあたりの売上高から、1番エコな自動車会社はどこか?
そんな遊びをしたくなり、トヨタ、ホンダなどのCSRレポートをかき集めたが…。
CSRレポートには統一的なフォームがなく、比較可能なデータを拾うのが困難。
※"Global Reporting Initiative"って国際的なマニュアルはあるみたい
まぁそれゆえに有報とは異なり、各社の個性がはっきりしておもしろいのだけど。

そこで見つけてきたのが、"Carbon Disclosure Project"の資料
35ページ以降に世界500社の温室効果ガス排出量が一覧で見ることができる。
Scope1,2,3と分かれていて、一見するとなんじゃこりゃ?なのだが、

・Scope1: 事業活動に伴うエネルギーの使用による直接的な排出量
・Scope2: 事業所外から供給された電力などの使用による間接的な排出量
・Scope3: 社員の通勤・出張や物流、サプライチェーンなど、事業活動と関連して生じるが、他社が所有・管理している排出源からの間接的な排出量

Total Emissions の値はScope1と2の合計額なので、これを使ってみよう。
なお、Scope3まで完全に開示している日本企業は、
小松製作所、新日本石油、TOTO、トヨタ自動車 の4社のみのようだ。
CDP2009 Japan 500 Report 17ページより

本当はトヨタ、ホンダ、日産、スズキ、三菱の5社で比較したかったけど、
スズキと三菱はCDPからの質問状を無視してしまったのでリストになし。
長い前置きの末、ようやく調べたかったデータに辿り着き、このような結果に。

温室効果ガス排出量から見て、効率のいい経営をしているのは、3社の中では日産。
ハイブリッド車を発売していない日産が1番、というのが結構意外だった。
ハイブリッド車の製造過程で、エネルギーをたくさん消費するのだろうか?
これはもう少し調べる必要がありそうだ。

今年はこんな感じで、環境や社会に関するデータを集めてきて分析してみたい。