ワクチン債を考え中

IFFImなる機関が2026年までの約20年間で総額53億米ドルの寄付を受け、
発展途上国の予防接種のために使うけど、投資家から前倒しでお金を借りたい。
というわけで、IFFlmの財務管理担当の世界銀行がワクチン債を発行。ってもの。
私の嫌いな南アランド建てだけではなく、豪ドル建てもあるから多少興味。

ただ「資産運用で社会貢献」って広告のうたい文句にはなんとなく疑問。
ワクチン債の償還原資は、IFFIm加盟国の寄付金だから国債買うのと変わらない。
結局、投資家が取るリスクって為替リスクだけのような気がする。
そこで、ソニー銀行の預金金利と比べてみると、ワクチン債の方がお得。
オーストラリア5年債利回りは今4.9%だから、これよりは利率が低いけどね。

本当に社会貢献がしたければ、普通に寄付すべきですな。
ただ私、現在稼ぎのない身ゆえ、寄付金控除受けられないし(笑)、
"なんちゃって社会貢献"的な自己満足に浸るには、まぁ悪くないのではと。
---[ここまで、09/06/03に掲載]


追伸
上記の文章を書いた時点では、"金銭的な支出"だけに目がいってしまってた。
投資家による債券の購入は、債券発行体への"時間の提供"って側面もある。

今回で言えば、国家が少しずつIFFlmに寄付してくれるんだけど、
もっと早くお金をもらえたら、たくさんの人を救える思うんだけど…、
という悩みに答えるのが、ワクチン債の購入ってことになるわけだね。
つまり、金銭の提供は国家の寄付、時間の提供は投資家のワクチン債購入、
って、2つが頭の中で分けられてないと、上記のような文章を書いてしまうのだ…

コメント

  1. とよぴ~ より:

    なんかワクチン債を発見したときの自分と似ている・・・いや
    まっったく同じ感覚のようで興味深い記事でした♪
    ワクチン債って何だ???
    http://toyop129.blog48.fc2.com/blog-entry-680.html
    やっぱり最後は「本当に社会貢献がしたければ、普通に寄付すべきですな。」ですね!

  2. まろ@管理人 より:

    本当だ(笑)
    結局、一番得をするのは、ワクチン債の販売で為替手数料などで儲かる金融機関だったりして。