世界金融とCSR・SRI 講演メモ

この記事は約2分で読めます。

アムネスティ主催の講演会「世界金融とCSR・SRI」より。

浜矩子さんは最近「ユニクロ栄えて国滅ぶ」で議論の対象になることが多いけど、
考えの根底にあるのは、ユニクロ批判でも、グローバル化批判でもなく、
「個々人が欲望を追求すれば全体最適に」って経済学の考え方への批判なんだなと。
そして「自分さえよければ」って考え方が「あなたさえよければ」に変えるには、
政策や市民団体の活動はもちろん、1人1人が成熟した市民になることが必要だと。

講演者のもう1人は、私が追っかけをしている(笑)、河口真理子さん。
投資家として本当に大切なことは何なのか、ヒントが満載なのでおもしろいのだ。
中国企業は"あざとい"CSR活動で、世界からお金を集めようとたくらんでる。
アジアの中でも遅れる日本も、GRIガイドライン等の国際標準を推進すべき?
いやいや日本に数多く存在する老舗企業には、元からCSRの精神があるじゃない?
国際標準から外れてても、いいものは認めてあげられる社会を作ろう。
キーワードは「多様な価値観を受け入れることの大切さ」ってとこかな。
※オススメ論文:「百年に一度の危機と持続可能性に関する一考察


善いことをする人を見ると、何か裏があるとか、偽善だとか、疑ってしまいがち。
でも、裏があっても、偽善だとしても、100%が悪だくみってことは少ないと思う。
そこにほんの少しでも、誰かを想う心があるだろうから、とりあえず信じてみる。
そして騙されちゃってもあきらめずにまた信じる。そんな生き方ができれば…
キースの「逆説の十戒」を紹介して約2年。まだまだここまではたどり着けない。

ただ、どんな諭され方をしても、私は中国のやることを絶対信用できないな…。
サッカーファンに中国好きな人はいないはず。あんなヒドイ国はほかにはないから。

コメント