環境と貿易に関するシンポジウム・講演メモ

Ms. Vesile Kulacoglu (WTO貿易と環境部長)の話
英語の講演だったから、あんまし聞き取れなかったけど…(笑)
WTOでは2001年から、エコな製品・サービスの貿易自由化をかかげていて、
先見の明はあったけど、未だに対象とする製品・サービスのリストがまとまらない。
WTOのレポート"Trade and Climate Change"はぜひ読んで欲しいとのこと。

このほかいろいろな人が、代わる代わる短い講演をしてくれたけど、
この分野で一番問題になっているのは、
 Carbon leakage : 排出規制が厳しくない地域に産業が移転してしまう

環境税が実施されている国と、環境税のない国とが貿易をする際に、
関税を使って価格を調整しないと、Carbon leakage が起きてしまう。
この関税は、関税及び貿易に関する一般協定(GATT)に抵触するのかどうか?
GATT20条の例外規定として認められるのか? というのが議論になってる模様。
GATTを改正するのは難しいから、解釈でなんとかするしかない。

環境問題と貿易ってこんなふうにつながるのか。言われなきゃ気づかなかった。