IFRSセミナー・オーストラリアから見た日本

"International Financial Reporting Standard"
国際財務報告基準(国際会計基準と訳されることが多い?)。最近の悩みのタネだ。
日本企業は、2010年3月期からは任意で、2015年か2016年からは強制適用になる、
これまでとはかなり違う会計基準。(強制適用の正式決定は2012年4月の予定)
参考になるような書物も見つからず、週刊ダイヤモンド7/18号で、
ようやくぼんやりとつかめて、こ、このB/Sはいったい?と目を回している次第。

困り果てているので、"IFRSセミナー"という文言に飛びついたら、
なんと通訳なしの英語講演!でもスピーチの原稿くれたからなんとか(笑)。
National Institute of Accountants Australia の Greg Dennis さんによる
"What does it mean for IFRS introduction into Japan?"

2005年7月を目標にIFRSへの移行したオーストラリアの経験
初期導入コストはやはり高いみたいで、オーストラリアのトップ100の企業で、
50,000豪ドル~2,000,000豪ドルかかったらしい。社員教育が特に大変。
また、古い会計士はついて来れなくなって、世代交代が起きた。
大学など教育機関でもっと早くからIFRSを教えるべきだった。

日本への提言
まず第一にやるべきは、できるかぎり早く、IFRSの日本語訳をすること。
新しい会計基準を学ぶのだけでも大変なのに、英語のままだともっと大変。
※例えばこの本を翻訳しなさい、って言ってるのかな?
国際会計基準の策定は、アメリカ、ヨーロッパ主導で決められているから、
日本が早くIFRSを導入して、アジア・オセアニアを引っ張って欲しい。

というような話だった。ほらやっぱり翻訳が重要なんだよ(笑)

投資家にとってはもちろん不安もあるけど、いったんIFRS学んでしまえば、
世界中の財務諸表が同じフォームで読める特典がついてくる。
今は日本の財務諸表が分かれば、アメリカのもだいたい分かるじゃない。
あれが世界中に広げられるとなると、メチャクチャ楽しみ増えるよね♪

コメント

  1. IFRSの国内適用は最近知りましたが、そんなに従来の会計基準とは違うんですね?!
    何だか今までの会計ルールも数年毎に変更があって古い決算書と最新のなどを見比べると??ですが・・・。

  2. まろ@管理人 より:

    まだ私自身もつかめていないので正確な情報ではないですが、
    B/Sに代わる計算書は、資産と負債がごっちゃに表示されるみたいで…
    P/Lは包括利益というのになって、当期純利益にその他有価証券の評価損益なども足すので、株式の持ち合いをやってる企業の業績が、株式市場に振りまわされそう…

  3. うーん・・・なんだか、聞いただけで混乱しそうです(笑)
    財テクはともかく事業戦略上、株式を保有している企業はその時価に左右されるというのは堪らないですね・・・。