アメリカより日本の失業率が低いのはなぜ?

アメリカの失業率が先月10%を超え、日本の失業率よりだいぶ高い印象。
グラフにしてみると、リーマン・ブラザーズ破綻の少し前から差が広がってる。
日米の失業率
やっぱり企業文化、雇用の仕組みの違いからくるものなのかな。

日本では、社内で1人何役もこなせるように社員を育てる習慣がある。
だから不況の時、他の部署に配置転換すれば、解雇せずに済むことも。
また、これが可能なのは、ボーナスを削ることができるから。
給料の後払いとして貯めている分を削って、リストラを最小限に抑えたりする。
みんなで痛みを分かち合って、不況を乗り切り、団結力を高めよう♪って感じの
絶滅危惧種の終身雇用制度の時代のなごりみたいなもの。

一方のアメリカは、個々人がどこでも通用するような専門家として働いてるから、
担当している仕事がなくなったら、明日から来なくていいよ、って言われちゃう。
日本のボーナスみたいに賃金調整が困難だから、余剰人員は抱えていられない。

このあたりが失業率の差にあらわれているのかもしれない。
雇用形態としてどっちが優れているか?という話にはならないけど、
環境負荷の点では、日本の方が優れている可能性はある。
たとえば製造業で、ベルトコンベアに製品を流して、それぞれの持ち場に、
この部品を取り付けるブロだ!って人が並んでいるライン生産方式より、
1人~数人のチームを組んで、すべての工程を片づけるセル生産方式の方が、
ベルトコンベアの電力が不要になったり、ムダな在庫が減ってエコ。

今後は何がエコかの判断で、働き方もいろいろ変わってくるんだろうね。
なんか書いてるうちに表題とズレちゃったけど、まぁいいや。おしまい。

コメント

  1. とよぴ~ より:

    様々なことが絡み合っていてひとことでは片付けられない問題ですね?
    「企業内失業、急増607万人」
    http://sankei.jp.msn.com/economy/finance/090725/fnc0907250810003-n1.htm
    グラフでは出ないけれど少ない仕事を多数の労働者でシェアリングすることによって確実に一人当たりの賃金は下がります
    日本では平均賃金が下降しっ放しですが欧州あたりでは最近上昇したようです
    ※ラジオで聴いた話なのでURL不明
    あとはROE市場主義の欧米では人材は財産ではなく費用としか思われていないからドライな関係になってしまうのかな?

  2. まろ@管理人 より:

    にゃるほろ企業内失業って言葉もあるのですか。
    そういえば私、最初に入った会社でいきなり企業内失業でした(笑)
    ITバブルのピークの時に就職活動して、IT会社に入社したらその時はバブル崩壊後でなんにも仕事がなかった。でも給料がもらえちゃった。
    社長が「今の仕事が全部なくなっても、全社員の給料1年分払えるだけの余裕があります!」と力説するのを聞いて、ダメだこりゃ、と思ってそのすぐ後に退職しちゃった。。。