NHK美の壺「枯山水」

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枯山水に関する本を集める中で見つけた、庭園鑑賞の入門書。
私の大好きなテレビ番組ひとつ「美の壺」の放送内容と連動した本。
このところ枯山水について、いろいろ書いてるけど、

とても基本的なことが、頭から抜けていることに気がついた。

一説に、室町時代、とくに応仁の乱後の京都で枯山水が流行したのは、狭小な敷地の邸宅や寺院の塔頭が多く建てられ、水源が確保できなかったからだという。

なるほど。そういえば水がない方が掃除も楽だしね。
夢がない、って怒らないでよ(笑)
枯山水の鑑賞のツボについても、3つのポイントを上げて解説してるから。

  1. 水無くして水を感じよ
  2. 立つ石に大地の力を感じよ
  3. 額縁の向こうに小宇宙あり

巻末の重森千青氏のコラム「枯山水の美の在り処」も分かりやすくていい。
カラーの写真付きだから「枯山水って何?」って方は、この本からどーぞ。

枯山水 (NHK美の壺) 枯山水 (NHK美の壺)
(2008/01)
NHK「美の壺」制作班
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