山口仲美「日本の古典」

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世の中、英語、英語と騒々しいけど、私には別に必要ない。
英語と無縁の生活だし、世界の最新情報を英語で追いかけることもしない。
入ってくる情報量が増えすぎると、かえって混乱するだけだから。

そんな私は日頃、
英語よりも、日本の古典がスラスラ読めた方がカッコいい♪
と時代を逆行する発言を繰り返している。

日本の古典はおもしろいよ。
この本の著者は、古典を読むメリットとして下記2点をあげ、

  • 物事を相対的に捉える目が養われる
  • 創造性をはぐぐむための養分が蓄えられる

日本の代表的な古典30作品を、1作品7~8ページで簡単に紹介している。
この本を読んでみて、おもしろいな、と感じる作品があったら、
角川ソフィア文庫のビギナーズ・クラシックスのシリーズを手に取ってみて。
私はこの本をきっかけに、「うつほ物語」を読んだよ。

みんながみんな、英語を習得して、世界進出だ!みたいなこと言ったら、
地球の限界超えちゃうから、言語との付き合い方もいろいろでいいじゃない。

日本語の古典 日本語の古典 (岩波新書)
(2011/01/21)
山口 仲美
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