茨木のり子「詩のこころを読む」

引っ越しの際、本棚の奥から転がり出てきて、久しぶりに出会った。
末尾の印刷年度を見ると、ちょうど20年前。小学生の頃、買った本だ。

岩波ジュニア新書だから子供向けだろう、とあなどるなかれ。
詩を読みたいと思ったとき、この本以上にいい詩集を私は知らない。
※オススメの詩集がある方は、ぜひ教えてね。

いい詩には、ひとの心を解き放ってくれる力があります。いい詩はまた、生きとし生けるものへの、いとおしみの感情をやさしく誘いだしてもくれます。どこの国でも詩は、その国のことばの花々です。」(はじめに)

詩人である著者が、谷川俊太郎をはじめ、自分のお気に入りの詩を集め、
そして一読者として、愛情あふれる感想をそれぞれの詩に付ける。
集められた詩の美しさだけでなく、著者の立ち位置がよかったのかな。
絶版にならず、いまだに入手可能。ぜひ読んでみてね。

詩のこころを読む (岩波ジュニア新書) 詩のこころを読む
(1979/01)
茨木のり子
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コメント

  1. とよぴ~ より:

    茨木のり子さんってどこかで聞いたことあると思ったら昔ラジオで聴いたことある・・・♪
    「自分の感受性くらい」という詩だったかな?
    調べてみたらネットで発見できました!今読み返しても素晴らしい詩人ですね?
    http://www.ccv.ne.jp/home/reii/hope/poem.htm
    小学生の頃、買った本ですか?自分は小学校の頃というかブログを始める最近まで読書をしていなかったから遠回りの人生です(笑)

  2. あつまろ より:

    まろさん、こんにちは。
    「岩波ジュニア新書」あなどれないですよね。
    以前、アマゾンで岩波ジュニア新書で「おすすめ度」で並べて見ていたら、この本が上位にランクインされていたのを思い出します(未読ですが・・・)
    ちょっと心が揺れました。
    でも、わたし詩を読もうと思ったことがないので、ちょっとハードルが高いです。

  3. まろ@管理人 より:

    とよぴ~さん、
    私も大学生くらいまでは本をほとんど読んでませんでした。そして投資を始めるまでは、推理小説ばかり読んでました。
    この本は、たしか中学受験の時、日能研の先生に強く勧められて、たまたま読んだだけなんです。
    あつまろさん、
    私の認識では、昔の「詩」は、今でいうところの歌の「歌詞」なので、そんなにハードル高くないと思いますよ。