ジェフリー・サックス「地球全体を幸福にする経済学」

経済学ってもともとは人の幸福を考える学問だったはずでは? →関連記事
そんなモヤモヤの中にいたから、題名が気に入って買ってみたところ大当たり!

環境の持続可能性世界人口の安定化極度の貧困の終焉
の大きく3つをテーマに、現状分析とその解決法の提案がされている。
私は最近、ESG投資の追っかけはじめて世界の環境問題や社会問題のうち、
企業が解決に参加できるのはどんなものがあるかな?って調べているところ。

国連ミレニアム・プロジェクトのリーダーである著者が、
私たちの世代が自分たち自身と将来の世代に贈った約束(ミレニアム・プロミス)
として掲げる条約などは下記5つ。これくらいは中身を知っておいた方が無難かも。

  • 気候変動枠組条約(1992)
  • 生物多様性保全条約(1992)
  • 砂漠化対処条約(1992)
  • 国際人口開発会議「行動計画」(1994)
  • ミレニアム開発目標(2000)

著者の試算によると、ミレニアム・プロミス達成に必要な年間支出は、
先進国のGNPの2.4%と意外と少ない印象。(金融危機対策にもっと使ったよね?)
グローバル化で世界は1つになった、というけれど、政治は国単位のまま残ってる。
そのギャップでいろいろ問題が起きてるけど、世界が1つなれる日は来るのかな?