羽生善治・柳瀬尚紀「勝ち続ける力」

今年はずいぶん将棋の羽生善治さんを取り上げた本が多いような?
純粋な将棋の本以外は全部読むようにしているので、なんだか最近追いつかない。
詳しくは知らないけど、梅田望氏の本には昨年、ずいぶん活躍されたような話が…

ちなみに羽生さんにこだわる理由は、私がハゲる以前はそっくりさんだったから。
自由が丘のピーコックで、私の母が自分の息子だと思って声かけようとしたら、
なんと羽生さんだった!という笑い話も…。脱線したのでこの本の話に戻ると、

以前もどこかの本で読んだような気がするけど、将棋の手はマイナス手ばかり、
という語る部分で、微妙に株式投資の世界にもリンクするような部分が…

「なぜマイナスの選択しかなくなるかというと、将棋の場合、プラスになることを積み重ねていくと、最後にそうなるんです。最初の、駒をあまり動かしていない状況ならば、プラスの手段はたくさんあります。でも、プラスの手を重ねていくうちに、いつかある飽和点に来るでしょう。これは、マーケットでも同じことです。すると、それ以上広がりがなくなってしまいます。ですから、将棋でも、プラスの手を積み重ねていくから、だんだん選択肢としてマイナスの手が多くなってゆくんです。」
と語り、最後に
最も効率的なことをやり続けていくことは、原則として不可能です
と締めるところ。

大学でファイナンスを基礎から学んでいくうちに、ますます疑問深まる今日この頃。
この言葉がスゥーっと入ってきて、なんだかとてもスッキリしたのだった。

勝ち続ける力勝ち続ける力
(2009/05)
羽生 善治・柳瀬 尚紀
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