ミヒャエル・エンデ「モモ」

今でこそ週1冊以上のペースで本を読むようになったけど、昔はそうだなぁ…、
高校卒業するくらいまでは、サッカーの本以外読んだことないかもしれない。
もちろん、児童向けで有名なこの本も初めてで、なんじゃこりゃ?!とビックリ!
哲学者みたく難しく言わずに、こんなにもシンプルに人生を語れるんだ!って。

物語のテーマは「時間とは何か?」(※追伸:そうじゃないかも?)
人生で成功を収めるには、時間を節約して生きることが必要、
と信じこまされ、人々は豊かな人生を送るための時間を見失ってしまう。
その失われた時間を盗む時間泥棒と、それを取り返そうとする主人公モモの話。

「光を見るためには目があり、音を聞くためには耳があるのと同じに、人間には時間を感じ取るために心というものがある。そして、もしその心が時間を感じ取らないような時には、その時間はないも同じだ。」(P236)

モモ (岩波少年文庫(127))モモ (岩波少年文庫(127))
(2005/06/16)
ミヒャエル・エンデ
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時間泥棒がモモを騙そうと語った言葉、
「人生で大事なことは1つしかない。それは何かに成功すること、ひとかどのものになること、たくさんのものを手に入れることだ。ほかの人より成功し、偉くなり、金持ちになった人間には、そのほかのもの--友情だの、愛だの、名誉だの、そんなのはなにもかも、ひとりでに集まってくるものだ。」
以前の私なら騙されただろうなぁ…。
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