富士山と日本人

今日の静岡県議会で「2月23日は富士山の日」って条例が可決されたそうな。
そんなのがあっても悪くない。なるほどここの知事が川勝平太氏だったか。

冬の澄んだ青空を背景にした富士山。今、一番きれいに見える時期かも。
東京でも高いところから西を眺めたら、そこにあるのが当たり前の富士山。
日常の風景になると忘れてしまいがちだけど、たまに出会う外国人の著書から、
その重要性を再認識させられることがよくある。
たとえば、キャサリン・サンソム「東京に暮す 1928-1936」にはこんな記述。

「富士山はむしろ夢であり、詩であり、インスピレーションです。久しぶりに見た瞬間、心臓が止まってしまいました。それほど美しいのです。富士山が日本人の想像力と美的感受性に強い影響を与えている理由がよくわかります。

たしかに、もしも富士山がなかったら、特に美術の面で大打撃だったかも。
海外でも絶賛された浮世絵、葛飾北斎の「冨嶽三十六景」はもちろんないし、
最近の画家でも、昨年亡くなった片岡球子の凄いインパクトの富士山もない。

文化的な面から考えると、富士山の日を国民の祝日にしてもいい気がした。
しかし、昔は富士見坂、今は高層ビルから富士を鑑賞、というのは寂しい。。。

コメント

  1. ちょろたろう より:

    百人一首と万葉集,どっちも正しいと思いますよ~.たしか,万葉の言葉で歌われたのを,百人一首に収めるときに平安朝風に変えたのではなかったでしたっけ.つまり現代風にアレンジしました,ってところです.たしかに2,300年分ほどテンポがいいのかもしれません(笑)
    「田子の浦ゆ」→「田子の浦に」
    「真白にそ」→「白妙の」
    「降りける」→「降りつつ」

  2. まろ@管理人 より:

    なるほど! 翻訳したような感じなんですね。
    翻訳者はやっぱり藤原定家なのかな? 定家って天体観測「明月記」もしていたり、ずいぶんと多才。