太陽の黒点活動と景気や気象の関係

約8年前、太陽の黒点数の変動と景気循環に関連あり?
という本を読んで以来、調べ続けているこの話。
過去を振り返り、太陽に黒点が出なかった日数ランキングを見ると、
※黒点の数が少ない=太陽の活動が停滞=景気低迷?

  1. 1913年…311日
  2. 1901年…287日
  3. 1878年…280日
  4. 2008年…266日 ※この年9月にリーマンショック
  5. 2009年…262日

なんだか関係がありそうに思えてくる。
なお当時は絶版だった本が日経ビジネス人文庫として復刊されている。

追いかけているうちにここ数年は、
二酸化炭素による人為的な地球温暖化という考えはすでに時代遅れ
ということが分かってきた。
今回読んだ、深井有「地球はもう温暖化していない」では、

1982~2010年の29年間に食植生の被覆率は11%増えており、これはCO2の増加14%によるものと結論されている。とくに目を惹くのはアフリカ・サハラ砂漠の南側の広大な乾燥地帯サヘルの緑化である。」P5

というようなデータも示され、
CO2排出量削減に努力することはエネルギー資源の確保に意義があり、
地球温暖化とはまったく無関係であることがはっきりしている。

また太陽活動の弱まりについても言及があり、
著者は黒点数の推移がダルトン極小期(1790~1820)に似ており、
地球が温暖化ではなく寒冷化に向かう可能性を示唆している。



日本政府の温暖化対策による国民負担は年間9~14兆円と試算され、
1世帯あたり20万円も負担していることになるという。
温暖化予算にぶら下がるル産・学・官の利権集団は、
フクシマ後の原子力関係と同じように弾劾される日が近いかもしれない。


【2013年4月に書いた記事】

ここ数年、太陽の活動がどうもおかしいらしい。
もちろん雄大な宇宙の時間の流れからは小さな話だけど。
まずは太陽黒点推移を国立天文台のデータから。
太陽黒点数の推移1929-2013
太陽の活動周期は約11年というのが長らく続いていたという。
でも最近は若干谷の幅が広くなっているのが上のグラフから分かる。
11年周期が延びるのは1800年頃のサイクル以来とのこと。
ちなみに設備投資循環の周期(ジュグラー・サイクル)と近似することから、
太陽の黒点活動を景気活動に結びつける研究もあるよ。

また直近の黒点数の底(2008-09年)で起きていた現象として、
太陽にまったく黒点が現れない日が約100年ぶりの多さだった。

  • 2008年…266日
  • 2009年…262日

「太陽の黒点数が少ない=太陽の活動が活発でない」ことから、
過去にも紹介したとおり(後述)、地球が寒冷化する可能性もある。

1645~1715年頃は太陽の黒点数が少なく(マウンダー極小期)、
イギリスのテムズ川が凍りついた、という記録もあるんだよ。
太陽活動と地球の気温の関係は、はっきり解明されてなくて、

  • 太陽の明るさ説(太陽の放射量)
  • 紫外線説(紫外線が成層圏上部を加熱)
  • 宇宙線説(宇宙線が低層雲を増やす)

という研究が現在進められているらしい。
気候変動について人的要因の視点で語られることが多いけど、
もっとも大きな力を持っているのは太陽であることを忘れちゃダメ。

去年書いた生物多様性に関する話と同じで、
人が地球を語るには、まだまだ分からないことだらけなのだから。


【2009年12月に書いた記事】

太陽観測で有名な京都大学の柴田一成教授の講演を聴いてきた。
昨年より太陽の活動が活発ではない(黒点が少ない)状態が続いている。

  1. 太陽の黒点が減る
  2. 太陽から注がれる宇宙線が減る
  3. 地球の雲が増える=日射量が減って寒冷化

という仮説(気象学者は天候と宇宙線の関連は否定)も披露し、
1790~1820年に起きたダルトン極小期が再来する可能性もありとのこと。

寒くなる=曇りの日が増える、ってことか。なんか気づいていなかった(笑)
もしそんなことになったら、太陽光発電どうするんだろ?と首をひねる。
展示会場では、気象に左右されない宇宙で太陽光パネルを広げて発電し、
レーザーやマイクロ波を使って地上に電気を送る技術も紹介されてた。

それから勝手に気になる太陽の黒点活動と景気の関係。
2008年は太陽の無黒点日数が266日で過去4番目の多さ。
今年はどんな調子かというと11月末までで251日。すでに過去7番目。
ただ8月をピークに無黒点日はやや減少していて(宇宙天気ニュース)、
なんとなく景気に明るい見通しが出てきた時期と重なるかな?(笑)

明るい太陽が地球の生き物の元気の源、であることは確かだと思うから、
景気が気持ちの問題と捉えれば、太陽活動と何らかの関係はあるかもね。


【2009年4月に書いた記事】

太陽の活動が100年に1度の静けさだとか。100年に1度、すっかり流行語。
何をもって100年に1度なのか調べてみると、無黒点日の多さが根拠の模様。
1860年以降の記録で、2008年の無黒点日数は過去4番目の多さ

  1. 1913年 311日
  2. 1901年 287日
  3. 1878年 280日
  4. 2008年 266日
    宇宙天気ニュース「立ち上がらない第24期」より

ちなみに17世紀半ば~18世紀前半には、黒点がまったくない時期があり、
イギリスのテムズ川が凍ったらしい。マウンダー極小期と呼ばれる小氷河期。
※イギリス史で言うとピューリタン革命(1642-49)、名誉革命(1688)のあたり

以前紹介したように、景気循環と太陽の黒点に関連がある、
と主張している人もいるだけに、今が100年に1度というのは実に興味深い。
太陽の活動はボトムからピークまで平均4.21年。さて数年後の景気はいかに?


【2008年1月に書いた記事】

今月4日から太陽が新たな活動周期(第24期)に入ったらしい。
黒点の数が最も増える活動のピークは2011~12年頃とか。

そうそう、19世紀の経済学者ジェボンズ太陽黒点説
っていう景気循環と太陽黒点の関連性を唱えたりしてるね。
現在、日本ではエコノミスト、嶋中雄二氏がこの研究している。
約11年周期の太陽活動が、約10年周期の景気循環で有名な、
ジュグラー・サイクル(設備投資循環)と一致するだけのようだが…。

地球温暖化の分野では、温暖化の原因がCO2、という説に対抗して、
約11年周期で起こる太陽の黒点の変動に合わせて、
平均気温が波打つような形で次第に上昇してるという人もいるとか。

地震と太陽の活動に関連性があるという話もあり、
太陽黒点数のボトムとピークに大地震が起こりやすいって説もある。

太陽の黒点関係でちゃんと科学的に実証されてるのはオーロラかな。
黒点数がピークの頃は、太陽から磁気嵐でオーロラがよく出るらしい。
でも磁気嵐で、地球の周りを飛んでる衛星に影響が出る可能性も。

ちなみに2012年12月22日。マヤ文明では人類最後の日(笑)
ノストラダムスの大予言の1999年は、ITバブル形成の年。
ITバブルが崩壊した2000年春頃は、前回の太陽黒点数ピーク。
こじつけて遊んでみると、なかなか楽しい♪

コメント

  1. 7DL より:

    こんなのはどうでなんでしょう?
    >過去40年間にわたる気象と株価データを細かく比較した結果、「天気がいい日は投資家の気分が上向くので株価が上がる」という“晴天効果”が確かに存在すると指摘。ならば株価に多大な影響を与える「東京の雲の量」を予測すればよいと仮定し、さらに「日本の天気は西から崩れる傾向があるから、静岡の天気と東京の天気の相関が高いこと」に着目する。
    http://www.amazon.co.jp
    天気と株価の不思議な関係

  2. まろ@管理人 より:

    この本、読んでないけど知ってます。
    http://max999.cocolog-nifty.com/blog/2007/07/post_3a2a.html
    ここのブログの記事、私の誤解にパンチ浴びせてくれました。

  3. 7DL より:

    なるほど、お公家様は、日々の値動き、天気よりも、グローバルさなんですね。失礼しました。

  4. まろ@管理人 より:

    お公家様って一瞬誰のことかと…、マロのことでおじゃるか♪