森信三「人生二度なし」

久しぶりに森信三修身教授録を手にとった。
「修身」っていうのは戦前の学校で行われていた「道徳」の授業のこと。
なんとなく「人生二度なし」って章に吸い寄せられて…

この肉体が朽ちるとともに、同時にその人の存在の意味も消えるというのでは、実は肉体の生きている間も、その精神は十分に生きていなかったという、何よりの証拠といってよいでしょう。・・・人生の真のスタートは、何よりもまずこの『人生二度なし』という真理を、その人がいかに深く痛感するかということから、始まると言ってよいでしょう。

どうやったらそんなに真面目に生きられるのかな…。ため息もんですわ。
人生の尊さをときおり痛感し、そのうち忘れ、これを繰り返すうちに歳をとった。
去年はかなりの想いを込めて、いつになく積極的に動いたけど、
今年は年初に体調くずしてから、流されるままテキトーに生きている。

だれにとっても、人生はほんのわずかな時間なんだよ。一生懸命、今を大切にして、今をがんばらなかったらいけないのとちがうかな。
--酒井雄哉「一日一生」P187

自分のためだけにがんばるのは、なんだかめんどくさいし、もう飽きた。
これからは、誰かのために今の自分にできるのは何?って探してみたい。

修身教授録―現代に甦る人間学の要諦 修身教授録―現代に甦る人間学の要諦
森 信三
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