提案は断られることを念頭に

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投資の本を出版したい♪と宣言して、出版社までたどり着いたものの…。
手っ取り早く儲かる印象を持たせる内容の本は書けないから、
暗雲がゴニョゴョっと襲ってきて、ちょっと先が見えなくなってきた。
最近これといって打ち込めるものがないから、ちょうどよかったのに。

私たちは仕事からプライベートまで様々な局面で「提案する」ことがあるけど、
相手がいることだから、その提案がうまく進むことは、意外と少ないもの。
だから敗れたとき、いかにすばやく過去への執着を捨てるかが重要。
想いを込めた分だけ実現が近づくものじゃないから、七転八起の精神だね。

日々、無常をつづる私だから、特別あきらめが早い、というわけではなく、
糸井重里さんも最近、Twitterでこんなことをつぶやいていたよ。

「断られる」ことを考えに入れた提案とは、相手の自由を大事にすることです。「相手を自由にさせすぎていたら、成立しない」なんていう場合は、成立しないほうがいいくらいです。ぼくは、そういうふうに思ってきました。だから逆に、「断る」ことも自由にしてます。

「相手の自由を大事にする」ことは、相手の気持ちを大事にすること。
2人以上の人が関わるときに、独りよがりな想いを貫いてはいけない。
何が正しくて、何が間違っているか、なんてよく分からないしね。

数字やデータを論理的に積み上げて、白黒はっきりさせたい?
そういう浅はかな考え方は、本来20世紀においてくるべきだったもの。
この世界は白か黒かの2色じゃなくて、多彩な色を秘めているのだから。

さて、どういう形で本の出版を目指すか、一から考え直しですな。

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