3月に「とにかく日本にこだわりたい!」と宣言し、京都へ旅立った。
一体何がしたいのか、何に動かされているのか、自分でも分からないけど…
明治初期に夏目漱石が、イギリスへ留学して「これのどこがいいの?」と
半ばノイローゼ気味に帰国する、あの感覚に似たものが私の中にある。
先週、無印のホームページを調べていて、原研哉さんの講演録に出会い、
「僕は最近「日本」ということを意識して仕事をしています。日本人だからとかいう特別な意識があるわけじゃないんですが、僕は日本という場所でデザインをしていて、日本語を使う1億3千万の人たちとコミュニケーションをすることでデザインを成り立たせています。世界の文脈で仕事をすることがあっても、日本で育ててきたデザインの感覚を世界に開いていくわけですから、おのずと「日本」を意識します。」
あ、これだ、、、と。
企業の製品やサービスも同じで、国内で成功したものが海外に進出する。
どデカイ多国籍企業でなければ、この辺の流れは今後も変わらないよね。
でも海外にばかり目が行ってしまってるのか、内向きなのに日本を知らない、
この2種類ばかりが、世の中に溢れちゃってるような、とっても妙な感じ。
だから「日本を意識する」って、すごく重要なキーワードだと思うんだ。
コメント
ありがとう どでかい企業
原さんが所属していたと聞いています。原さん好きなんですよ
原丈人さんもオススメですよー