読んだ本と振り返る2010年/しあわせのかたち

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自分の中で大切にしたいものが、変わっていくからなのかな。
幸せは、いつも少しだけ先にあって、手を伸ばしても届かないように思える。
でもきっと、何かに憧れて追いかけてる状態も、幸せの一部なんだよね。
将棋の羽生善治さんが、著書の中でこんな風に語ってた。

幸せとは、一箇所にとどまって、これで幸せというものではなく、現在進行形で動き続けているもの、変わり続けているもの。変わり続ける中で、新しい発見があるもの。やりがいを感じることや充実感があることを見つけ続け、探し続ける、そのプロセスです。---羽生善治「結果を出し続けるために」P195

あと今年になって、ようやく気がついた大切なこと。
幸せは自分の心の中ではなく、他人とのつながりの中にある。

昨年まとめた、富と幸福シリーズでは「一番大切なのは心静かに生きること
という結論だったけど、あれは西欧の考え方に流され気味だったかも。
2010年の推薦図書ベスト3の1つ、玄侑宗久「しあわせる力」では、

他者の振る舞いと合わさって、思ってもみないことが起こり、その巡り合わせを楽しいと思った。本来の日本人が感じる「しあわせ」というのは、そういうことだったのではないでしょうか。(P111)

私の座右の銘が「人の人生は出会った人で決まる」であることを思い出し、
な~んだ、やっぱり大事なことは、すぐそばにあるものなんだと。

今年は人との巡り合わせで、いいことがたくさんあって、本当に幸せだった。
とくに「食への愛」を共有できる人との巡り合わせが美味しかった♪

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