山田昌弘+電通チームハピネス「幸福の方程式」

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「しあわせ~って、なんだぁっけ、なんだぁっけ♪」
久しぶりに明石家さんまがキッコーマンのテレビCMで歌ってた。
私もずっと探してる。

かつて社会学者ジグムント・バウマンは、
幸福を生み出すと期待される商品を買い、消費することが幸福の基本
と語ったが、この本では、その消費に代わる幸福に直結する5つの鍵を提示、
これを「幸福のペンタゴンモデル」と名付けている。

・時間密度…その物語に夢中になり没入するために必要な鍵
・手ごたえ実感…努力が報われ、やりがいを感じる価値を評価する鍵
・自尊心…その物語を自分から内的に肯定する鍵
・承認…その物語を他人が外から肯定する鍵
・裁量の自由…自分が物語の進行をコントロールする主人公であることを認識する鍵

結論としてはやはり、仕事に幸福を見出すことが重要と説く。
裁量の自由があり、しかも作業が楽しくて時間密度が高ければ、仕事は消費と同じ形となり、幸福につながる行動になるわけです。しかも、楽しんだ上に評価され(承認)、熟練して徐々にうまくなっていくことができ(手ごたえ実感)、給料までもらえる(自尊心)ので、幸福として申し分ないわけです。」(P197)

幸福の方程式 幸福の方程式 (ディスカヴァー携書)
(2009/09/09)
山田 昌弘&電通チームハピネス
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仕事と幸福には密接な関係がある、っていうところはまったく同意見
そう。働いてさえいれば、必要最低限のお金は手にできる。
でも、いざという時のために、って思って、お金を貯めはじめると、
ドルが危ないから金に代えておこう、株に投資してもっと殖やそうとか、
余計なことに気を配り、さらにはもくろみが外れ、損して不幸になってしまう(笑)

じゃあ、なぜあなたは株式投資なんてやってるの?ってツッコミはごもっとも。
損すれば悲しい気持ちになり、儲かっても別に…、というのが正直なところ。
私は考える過程が好きで「投資にまつわる知の編集」を楽しんでいるんだ♪

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