豊かな人生とは/徒然草123段

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今週は今日だけでいくらお金が増えたのかな?と胸躍る瞬間もあったけど…
すぐにむなしくなり、数字に踊らされていることに悲しみを覚えた。
お金が少し増えたところで何も変わらないから。

豊かな人生って、一体なんなのだろう?

吉田兼好は、徒然草・第123段の中で、
豊かな人生とは、衣・食・住と薬の4つが揃っていることだと説いている。

人の身に止むことを得ずして営む所、第一に食ふ物、第二に着る物、第三に居る所なり。人間の大事、この三つには過ぎず。人間の大事、この三つには過ぎず。饑ゑず、寒からず、風雨に侵されずして、閑かに過すを楽しびとす。ただし、人皆病あり。病に冒されぬれば、その愁忍び難し。医療を忘るべからず。を加へて、四つの事、求め得ざるを貧しとす。この四つ、欠けざるを富めりとす。この四つの外を求め営むを奢りとす。四つの事倹約ならば、誰の人か足らずとせん。」---徒然草・第123段

衣・食・住・薬、以上のものを望むのは、奢りだってさ。。。
今年の私は調子に乗って、いろいろなものを追い求めてなんだか空回り。
一番大切なのは心静かに暮らすことだよね。
これを忘れかけてたんだな…

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