式年遷宮/美意識と日本・5 

昨日、今年2回目のスーツにネクタイの正装。
ちゃんとしたカッコは滅多にしないので、ネクタイ締めるのにも一苦労…。
せっかくだから、神社にお参りに行ってきたんだ。

ふと目に入ってきた境内の貼り紙。
伊勢神宮神宮式年遷宮」寄付のお願い。
次は2013年にやるんだ… 伊勢神宮Webサイトへ

伊勢神宮は隣り合わせた2つの敷地で、20年おきに交互に建て替えられる。
20年くらいじゃ、木材はそんなに傷むとは思えないんだけど、
20年経ったらきれいさっぱり壊して、新しいものを建ててしまう。

日本はヨーロッパと比べて、住宅の建替えサイクルが短いことが問題視され、
福田首相の時代には「200年住宅」が提唱されたこともあった。
でも、このあたり感覚は、石の文化と木の文化の差から来るものでは…

ヨーロッパの遺跡では、酸性雨などの影響で、
今にも朽ち果てそうな石造りの建物を一生懸命、修復している。
おそらくこれは、日本の美的感覚や無常観とは、相反する部分。
形あるものはいずれ滅びるのだから、モノの背後にある精神や魂が何より大事。

無の美学、とでも言えばいいのかな、禅宗や東山文化と絡まって、
室町時代からはじまったと思ってたけど、伊勢神宮のようにもっと古来から?

なんてことを考えながら、お参りしてきた。
七夕の短冊に願い事を書いたら、8,9月で願いが十分叶っちゃって。
それならもうちょっと、おねだりしちゃおっかなー(笑)、って、お調子者なのだ♪
願い事って、心にしまっておくよりも、紙に書いた方がいいのかもね。