個人投資家の強みはいくらでも時を待てること

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統合レポートを読んで「堀場製作所に投資したい!」

と思ったのが2014年10月のことだったか。

あれからずっと投資のタイミングを待っていたが、

ようやくやる気が出そうな水準に近づきつつある。

そういえば松下幸之助がこんな言葉を遺している。

悪い時が過ぎれば、よい時は必ず来る。おしなべて、事を成す人は、必ず時の来るのを待つ。あせらずあわてず、静かに時の来るを待つ。時を待つ心は、春を待つ桜の姿といえよう。だが何もせずに待つ事は僥倖を待つに等しい。静かに春を待つ桜は、一瞬の休みもなく力を蓄えている。たくわえられた力がなければ、時が来ても事は成就しないであろう。

投資したい企業を見つけても、すぐに買えないことの方が多い。

買いたい気持ちを抑え、静かに時が来るのを待つことが大切だ。

また待っているうちに企業の状況が変わってしまうこともある。

それでもなお、投資対象の企業を探す手を止めてはならない。

私たちは運用をすることで給料をもらうプロの投資家ではない。

待った後に投資しなかったとしても、誰からも怒られはしない。

個人投資家の強みはこんなところにあることをお忘れなきよう。

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