統合レポートでファンドを評価してみよう/本日のスープ68皿目

リレー連載企画「本日のスープ~株式投資をめぐる三重奏~」。
m@さんからのご寄稿コラムです。


アニュアルレポート、統合報告についての話が続いています。前回、rennyさんから「いい会社」でポートフォリオを構成しているファンドや受益者が投資先のアニュアルレポートを吟味すると面白いのでは?と提案がありました。

最近、統合レポートを作成する会社が増えてきましたし、統合レポートまでいかなくてもアニュアルレポートやCSRレポートで会社の目指す姿と取り組みについて伝えようとしている会社が増えています。

多くのアナリストは目先の四半期決算に注目しますし、IRフェアなどで個人投資家から出てくる質問も多くは業績に関わるものです。

一方、独立系直販投信のセミナーなどで企業の説明をした場合は事業内容についての質問が中心になります。長く投資しようとした場合にその会社が何をしようとしているのかその本質を知りたいと思うのは自然なことなのかなと思います。

コモンズ投信が行っている統合レポートを読んで企業の担当者と意見交換するワークショップに2年ほど参加していますが、短い時間ながらも統合レポートを読んでわかりやすかった点やわかりづらかった点、ここをこうした方がいいと思うという改善点が次から次へと出てきます。

意外に皆さんそういう事に興味があるんだなと思いますし、例えば新しく組み入れられた会社やファンドの運用報告書で上位5社くらいの統合レポートやアニュアルレポートを読んでみるのも面白いと思います。

運用会社が注目したポイントと自分の印象を比較することで投資を継続するかどうか判断するのにも役立てることが出来るのではないでしょうか?