神と仏の違い/鎌田東二「神道とは何か」

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神と仏の違いは何か?

鎌田東二「神道とは何か」の説明が分かりやすい。

  1. 神は在るもの、仏は成るもの。
  2. 神は来るもの、仏は住くもの。
  3. 神は立つもの、仏は座るもの。

神はそこに「在る」ものであって、

仏は悟りを得ることによって「成る」もの。

神は存在論だか、仏は実践論であり認識論の世界観。

神はどこからともなく「やって来る」のに対して、

仏は真理の世界へ「渡って往く」ことである。

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神は柱のように「立ち」、あちらとこちらをつなぐ。

仏は坐禅に代表されるように「座る」もの。

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