トマトの履歴書/橘みのり「トマトが野菜になった日」

私は1日最低1個、トマトを食べる。
加工食品含めと年間400個は食べているんじゃないかと思う。
よって私のトマト含有量はイタリア人と同等で日本人の7倍。
私のトマト愛はヨーロッパ的な感覚に近いのかも。  
ヨーロッパ諸国でのトマトの愛称は、

  • 愛のりんご(フランス)
  • 天国のりんご(ドイツ)
  • 黄金のりんご(イタリア)

キリスト教世界で「りんご」といえば「アダムとイブ」。
特別な存在の食べ物に付けられた愛称ってことだよね。
そんなトマトの来歴を絵にしてみた。
140215

今ではパスタやピザでイタリア料理に欠かせないトマト。
でもイタリア人とトマトの出会いは以外と遅く16世紀半ば
1519年にスペイン人コルテスがアステカ王国を侵略。
その後のメキシコ・スペイン間の貿易を通じて、
トマトが当時スペイン領だったナポリへ渡来したようだ。

真っ赤で不気味だから、当初は観賞用だったけど、
16世紀のイタリアはたびたび飢饉に襲われ、
しかたなく食べてみたら、めちゃウマ!となったらしい。
ちなみにトマトソースパスタが文献に現れるのは1839年

日本にトマトがやってきたのは江戸時代
狩野探幽が日本で最初のトマト絵を残している(1686年)。
ただ観賞用のままで食用になったのは明治になってから。
でも日本人は生でトマトを食べるのが苦手だった。
そこで1903年日本で初めてトマトソースが製造される。
そしてこれを作った蟹江一太郎がカゴメの創業者なんだって。

トマト好きにはメチャクチャおすすめの本。