月の語源/時を司る月の神

月の語源は「時」から来ている、なんて話を読んだ。
ツキ」と「トキ」。うーん…(笑)
"Moon"の語源"motion"や"move"には近いか?

そういえば万葉集の中に(985)、
古事記にも登場する月の神様「月読命(ツクヨミ)」に、
「今宵の夜を500夜分の長さにして!」
なんて願いをかけた和歌があったか。

天にます 月読壮子 賄はせむ 今夜の長さ 五百夜継ぎこそ

また月はその満ち欠けによって死と再生、
すなわち輪廻転生を感じさせる存在だったからか、
やはり万葉集の長歌では(3245)、

天橋も 長くもがも 高山も 高くもがも
月夜見の 持てる変若水 い取り来て
君にまつりて 変若えしむのを

ツクヨミが若返りの水(変若水・をちみず)を持っている。
月の神は時をつかさどり、ゆえに不老不死の秘密を握っている
古代の人々はそんな感覚を持っていたようだ。
それなら月の語源は「時」もありなのかな。