統合報告にも目次読書術が有効

統合報告
最近、急速に立ち上がってきたIRのかたちだ。
今のところ私の捉え方はこんな感じ。


私たちの社会は資本市場が発展して以来、
貨幣価値の仲介がなければ語れないものが増えてしまった。
企業の見方においても「業績」や「株価」が重視されがちだが、
「社会」や「環境」も併せて編集し直そう、という動きだろうか。

投資家は新しい形の報告書にとまどうかもしれないけど、
目次に各社の特徴が現れるようだから、読書と大差はない。

  1. 古典や小説以外は、まず「目次」を読むことが重要
  2. 目次で著者の伝えたいことに捉えた上で読み始める
  3. 初めから読まずに目次から読みたい部分に飛ぶのもOK

目次が整理できていなかったり、目次に特徴がない本は、
著者の情報編集能力に問題があるからきっとつまらない。

統合報告もこうした読み方が有効になるだろう。

企業の良し悪しは、新しいもので「違い」を創ることではなく、
複数のものを組み合わせる「編集力」次第
だと私は考えている。

だから統合報告が広まれば、目次に目を通すことで、
投資に値する企業がどうかをすばやく取捨選択できるかも。