読んだ本の数を誇りにするのは真の読書とは言えない。
たくさん読むのなら、分野を超えて横断的に編集することで、
自分の中に新しいアイデアが生み出していかないと。
アイデアは模倣と編集によって生まれるものだからね。
でも自分だけの1冊と出会うまでは、ひたすら読むしかない。
自分の考えを伸ばし、生き方の指針となるような1冊だ。
私にとってのそれは兼好法師の「徒然草」だった。
自分だけの1冊は人それぞれだろうけど、
やっぱり「古典」と呼ばれる本から見出すものだと思う。
私たち人間の思考や心の歴史をたどれば、
本当に多くのことに悩み、苦しみながら新しい道を開いてきた。
こうした歴史の中で、読み継がれてきたのが「古典」なのだから。
本屋で平積みされたり、Amazonのランキング上位の本ではなく、
出版から最低でも100年は経った本を読むことをお薦めしたい。
こんな理由から私のブログでは、
「古典に学ぶ人生論」ってカテゴリをつくって、
私が読んだ古今東西の古典を紹介してるんだよ。
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