歳を取ると時間が短く感じるのはなぜだろう?
- 年齢との比率(ジャネーの法則)
- 経過時間中に起きた新鮮な驚きの数
- エネルギー消費量に比例する時間の速度
生物学や心理学から読み解く方法としてはだいたいこの3つかな。
ジャネーの法則
これは感覚的に分かりやすく、
10歳の1年は人生の10分の1。でも30歳では30分の1。
心の時の長短は驚きの数で決まる
子供の頃は1つ1つのできごとが新鮮で驚きに満ちている。
その体験は記憶の厚みを生み、時間が長いように感じられる。
歳とともにルーチンワークが多くなることで時間が短く感じられるわけ。
エネルギー消費量に比例する時間
東工大の本川達雄教授が唱えている理論。
子供の頃は活発に動くから、短時間にたくさん体験を詰め込める。
でも歳を取るとエネルギー消費が低下し体内時計もゆっくりになり、
時計が刻む時間は一定だから、時間を短く感じるようになる。
上記の話をざっくり数式にまとめてしまうと、
- 心的時間の長さ=記憶・体験の厚み×時計が刻む時間
というところだろうか。
ただこれは現在から過去への視点が生み出す時間感覚。
現在進行中の時の流れのまっただ中では、
夢中になればなるほど、時はあっという間にすぎていく。
何かに夢中になっているときは時間の「厚み」が増すと捉えると、
- 時計が刻む時間=時間の奥行き×心的時間の速度
「記憶の厚み」と「時間の奥行き」を同じものと捉えて、
2つの式を合体させると…
- 心的時間の長さ=(時間の奥行き)2×心的時間の速度
何これ? 頭パンクしたのでいったんおしまい。。。
コメント
確かに歳と共に時間が早くは感じますよねー
でも理論的に分析されると、頭がパンクします(笑)
投資理論で一番危ういのが「時間」の扱いなので、投資家にとっておもしろいテーマですよん。