2018-02

お薦めの本

山中伸弥×羽生善治「人間の未来 AIの未来」

山中伸弥教授と将棋の羽生善治さんの対談本を読んだ。羽生さんの発言からいくつかピックアップして編集しておく。AIに「ふなっしー」は作れない本のタイトルでもあるAIに関しては目新しい話はなかった。昨年出版...
社会を意識した投資

鎌倉投信「結い2101」とESG投資

前回の記事で世間でESG投資が騒がれる以前から、鎌倉投信が「人・共生・匠」をテーマに独自の視点で、「サスティナブル投資」に取り組んでいることを紹介した。そういえば2017年秋に鎌田社長がメルマガでこん...
投信ビジネスの闇と再生への道

一般市民がお金の流れを変えるためにできること

ダイベストメント。 最近インベストメントの反対語として使われることが多い。 社会にとってよろしくない企業の株式を手放すこと等を指す。 たとえばノルウェーの年金基金が、 石炭火力発電関連の企業から投資資...
名言・名文

棟方志功が「作」ではなく「柵」と書いた訳

日本民藝館の特別展「棟方志功と柳宗悦」を観に行った。 棟方志功には独特の漢字の使い方があり、 版画 → 板画 作 → 柵 仕事 → 仕業 芸術 → 芸業 といったものがある。 展示会の配布資料に棟方本...
電子出版・著作集

古典に学ぶ投資の心得

久しぶりに本を書いてみた。 といってもブログに書きためてきた記事を編集し直しただけど。 今年で古典を読み漁り始めてちょうど10年になる。 投資に結びつけてまとめてみようと試みたけど、 本の形にしてみる...
コラボ企画☆本日のスープ

「積立」×「投資」の相性はいかに?/本日のスープ95皿目

リレー連載企画「本日のスープ~株式投資をめぐる三重奏~」。 m@さんからのご寄稿コラムです。 前回、rennyさんが長く愛されるファンドを育てる上で運用報告会の開催が大事なのではないかと提案されていま...
IR情報等から企業を見る

CSR関係者に高評価のリコー。でも企業としての先行きは?

最近はESG投資という言葉が一般的になっているので、 投資家が投資の意思決定の際に、 E(環境)、S(社会)、G(ガバナンス) の要素を考慮するのが当たり前になってきた。 ※長期投資で無意識にやってい...
日記と雑談

ブログ衰亡の背景に文章の読み方の変化?

資料の整理をしていたら、懐かしいものが出てきた。 その昔、投資の話だけをブログに書いていた頃、 「ジャパンブログアワード」 というブログのアカデミー賞的なものにノミネートされたことがあった。 調べてみ...
脳と遺伝子の探求

フライングの脳科学。人は何秒で反応できるか?

織田一朗「時計の科学」を読んでいて、ふと気になる記述があった。 「国際陸連がフライングの規定を「1000分の100秒」に設定した根拠は、生理学の古典的な論文の「人間が外的刺激を感知し、大脳が判断して、...