中国古典 明鏡止水/荘子・徳充符篇 荘子にはことわざや四字熟語のもとになった話が数多い。「明鏡止水」は「明鏡」と「止水」の2つに分かれて出てくるから、後で探しやすいようにメモしておこう。 2つの話が収録される徳充符篇では障害を持った賢人... 2016.10.24 中国古典
食文化と美食探訪 会席料理と懐石料理の違い/髙橋拓児「和食の道」 会席料理と懐石料理。同じ和食で読み方も同じ。何が違うのかふと気になった。大辞林で調べてみると、 かいせき【会席】 何人かの人が集まって寄り合う会合・宴会などの席。多く、連歌・俳諧・茶の湯などの席。 「... 2016.10.20 食文化と美食探訪
世界を読み解く方法 平等には何の価値もない/ハリー・フランクファート「不平等論」 トマ・ピケティ「21世紀の資本」と翻訳者が同じだし (山形浩生訳)、手軽に読めるページ数だったから手にとってみた哲学書。 著者はプリンストン大学名誉教授で専門は道徳哲学。ポイントとなる言葉を引用しなが... 2016.10.18 世界を読み解く方法
投資哲学を求めて 私の株式投資が職業と言えないわけ お金を稼ぐってことは自分なりの付加価値を加えること。 たとえば仕入れたものに、自分の得意とする何かを加えて、 仕入れ値より高い値段で他の誰かに喜んで買ってもらうこと。 これを株式投資にあてはめると、と... 2016.10.17 投資哲学を求めて
お薦めの本 未来の株式会社は配当が現物給付?/水野和夫「株式会社の終焉」 長期投資を前提に考えた場合、一番の不安材料と言えば、株式会社と証券市場は今のまま、あり続けられるのか?という疑問。 昨年読んだ奥村宏氏の本では、 投資家必読の一冊! 奥村宏「資本主義という病」 巨大企... 2016.10.13 お薦めの本資本主義問題
食文化と美食探訪 コクとは何か? 料理人の語るコク メトロミニッツ No.167 で様々な料理人が「コク」について語っている。代表的なコメントを引用すると、 「単一な味わいのさらに奥にある、食材の個性が凝縮されたもの。料理人の経験によ... 2016.10.08 食文化と美食探訪
お薦めの本 懐かしの味は香りの記憶/伏木亮「味覚と嗜好のサイエンス」 土瓶蒸しの松茸の話から引き続き、香りと脳科学について調べている。伏木亮「味覚と嗜好のサイエンス」にこんな記述があった。 「においの記憶は確かで変質しません。味は舌から延髄、大脳各部位といくつも神経を乗... 2016.10.04 お薦めの本食文化と美食探訪
社会や政治の問題など BSEの時と似ている豊洲市場問題 豊洲の地下水問題とBSE問題 豊洲移転騒動にふとBSE(狂牛病)問題を思い出す。日米の貿易摩擦にまで発展した論点が、 20ヶ月齢以下の牛はBSEにならないから輸入しろと迫るアメリカ 全頭検査なしには牛... 2016.10.03 社会や政治の問題など
食文化と美食探訪 菊乃井の村田さんが語る、正しい松茸の土瓶蒸し。 結婚記念日に赤坂・菊乃井で晩ご飯。 京都の本店と赤坂店を往き来する村田吉弘さんが、赤坂店に立つ日に当たり、松茸の土瓶蒸しについて教わったことをメモ。 松茸の土瓶蒸しの由来は、 松茸の産地丹波の郷土料理... 2016.10.01 食文化と美食探訪