2016-09

脳と遺伝子の探求

サヴァン症候群・共感覚と私自身の謎

最近、共感覚に興味を持って下記のような本を読みあさっている。 ダニエル・タメット「ぼくには数字が風景に見える」 ジェイソン・パジェット「31歳で天才になった男」 岩崎純一「音に色が見える世界」 リチャ...
お薦めの本

日本の真珠産業の盛衰/山田篤美「真珠の世界史」

中公新書の「○○の世界史」シリーズは面白い本が多く、これまで読んだ中では「コーヒーの世界史」が特にオススメ。 今回読んだ山田篤美「真珠の世界史」は、20世紀に世界を席巻した日本の養殖真珠の話が興味深か...
人工知能をめぐる議論

「君の名は。」に学ぶ、物語のつくりかた。

映画好きの妻に連れられて、映画「君の名は。」を観に行った。観客を引き込む物語の作り方にこの分野もそうなのか!と変に感動。 推理小説やSF小説の根幹となるトリックや仕掛けは、これまで数多く書かれてきただ...
投信ビジネスの闇と再生への道

投資信託詐欺の実態/金融庁「金融レポート」より

2014年から年1回、金融庁から発表されていた「金融モニタリングレポート」。今年から「金融レポート」と名前を変えたようだ。 金融モニタリングレポート2014 金融モニタリングレポート2015 金融レポ...
お薦めの本

木乃婦主人、髙橋拓児が語る八寸、造り、御椀の美学

テーマに興味がある時に参加している「脳の世紀シンポジウム」。今回は「食と脳」がテーマだから、私が行かなくて誰が行く?! 特別公演は京都の料理屋「木乃婦」主人の髙橋拓児さん。 2013年出版の著書「10...
IR情報等から企業を見る

丸井グループ「共創経営レポート2016」は一読の価値あり!

今週たまたま丸井の青井浩社長が登壇するセミナーに参加した。配付資料にできたてホヤホヤの冊子をもらったのだがこれがいい! 共創経営レポート2016 読む前の私は消費者としても投資家としても丸井に関心ゼロ...
お薦めの本

目の見えない人は世界をどう見ているのか?

思えば特に精神面で30代の人生が充実しているのは、30歳になってすぐの2008年に出会えた 坂本光司「日本でいちばん大切にしたい会社」 中野孝次「清貧の思想」 の2冊の本がすべてのはじまりだったと言え...
世界を読み解く方法

人は善悪の境界を引くと暴力的になる。

私たちが直面する様々な社会的課題を投資家が解決できるのでは?そんな問題意識を持って、私の元に取材にやってくる方達がいるが、ご期待にそえるような話ができたことがない。 もちろんマイクロ投資のような小さな...
コラボ企画☆本日のスープ

個性を失い、コモディティ化の進む金融業/本日のスープ80皿目

リレー連載企画「本日のスープ~株式投資をめぐる三重奏~」。 m@さんからのご寄稿コラムです。 ※直近のダイジェスト(71~77皿目)はこちらをどうぞ 前回rennyさんがESG投資のメインストリームが...
日本の美意識

縄文土器から弥生土器への変遷は世界共通

複雑な文様の縄文土器からシンプルな弥生土器へ。古代人の美意識の変化に、日本的な美学の芽生えがあるのでは?今までは以下のような日本文化の特徴と同列に捉えようとしていた。 神に対する感覚…「いる」と感じた...