2015-06

日本の歴史と文化

キラキラネーム問題はいつの時代も/枕草子、徒然草、玉勝間

読めない名前。 キラキラネームやDQNネームと批判されるけど、 元をたどると日本語の成り立ちに由来したりする。 漢字と出会った日本の選択/グローバル化の日本史 古代日本は固有の文字を持たない無文字社会...
お薦めの本

河口真理子「ソーシャルファイナンスの教科書」

お金儲けに執着していた投資家としての私は、 坂本光司「日本でいちばん大切にしたい会社」 と出会ってから考え方が少し変わりはじめた。 キレイごとではなく、こんな素敵な会社があるのだから、 株主として誇れ...
コラボ企画☆本日のスープ

「腹を括る」ということ/本日のスープ56皿目

リレー連載企画「本日のスープ~株式投資をめぐる三重奏~」。 m@さんからのご寄稿コラムです。 前回、55皿目「支援し合う」関係に、”ゆっくり、いそげ”でrennyさんが投資家と会社が支援し合う関係にな...
西行「山家集」

和歌で読み解く、短冊以前の七夕の願いかけ。

毎年この時期に七夕の和歌を紹介してきた。 最近は歌人に着目して編集してきて、 柿本人麻呂の和歌で詠む七夕の心 紀貫之の和歌で詠む七夕の心 建礼門院右京大夫の和歌で詠む七夕の心 平安時代以降は顔を合わせ...
古典に学ぶ人生論

自分のやり方にこだわれば、努力は害でしかない。

先日紹介した、桜井章一「努力しない生き方」。 「努力」の対義語を「工夫」と捉え、引き算思考を説いた一冊。 そういえば似たような話を説いている本があった。 芦田宏直「努力する人間になってはいけない」 専...
食文化と美食探訪

ホテルニューグランド初代総料理長、サリー・ワイル。

氷川丸から陸側に向かって視線を向けた先には、 日本の食文化を語る上で欠かせないホテルがある。 ホテルニューグランド。 関東大震災で壊滅的な打撃を受けた横浜市。 その復興のシンボルとして、1927年に現...
お薦めの本

投資家必読の一冊! 奥村宏「資本主義という病」

株式投資の未来になんとなく不安を感じている。 21世紀は上場維持のコストがうなぎ昇りの時代だから。 最近では金融庁が主導となり、スチュワードシップ・コード(機関投資家の行動規範)コーポレートガバナンス...
日本の歴史と文化

熊野古道。世界で数少ない「道」の世界遺産。

八咫烏つながりで、 熊野神社と名の付く各地の神社で売られている、 日本サッカー協会公認のお守り。 ※参考…八咫烏について(熊野本宮大社コラム) 総本宮の熊野本宮大社にも行ってみたいなぁ と調べていたら...
古典に学ぶ人生論

嫉妬されるのは、あなたが幸福な証。

結婚式を前に知人と面倒なことに…どうすれば? そんな悩みを聞いたけど、嫉妬ばかりはどうにもならない。 嫉妬で幸福になる人なんて誰もいないのだけど… 「総じて、普通の人間性の特徴の中で、ねたみが最も不幸...
「時」を読み解く

アインシュタイン、「今」の扱いに悩む

アインシュタインの特殊相対理論の功績を簡潔に言うと、 物理学でバラバラだった3次元の「空間」と1次元の「時間」を 4次元の「時空」という概念にまとめたことにあるのだとか。 なんだか「体」と「心」をあわ...
講演・取材メモ

素粒子ミューオンで地球を透視する

国際シンポジウム「MUOGRAPHERS 2015」に参加してきた。 素粒子ミューオン(muon)で地球を観測する話。 ミュオグラフィ(muography)とは何か? 他の素粒子を扱って観測しようとす...
名言・名文

東山魁夷「風景は心の鏡」

絵画は水墨画以外はあまりピンとこないけど、 東山魁夷の淡い色づかいの風景画は好き。 こんな絵↓(Google画像検索より) そんな東山魁夷の風景論をエッセイ集の中に見つけた。 講談社学術文庫の「日本の...
日本の神様と昔話

仏様にも階層がある。如来が一番偉い!

寺院を巡ると様々な名前の仏様と出会う。 仏様にも階層があるのをご存知だろうか? 頭の整理がてら、偉い順に並べてみる。 これを知っとくと仏像鑑賞がより面白くなるよ。 如来 如来が最も位が高い。 真理に目...
日本の歴史と文化

枕草子に描かれた「扇」の用途

今年も扇子が必要な季節がやってきた。 もっぱら「あおぐ」ことに使っているけど、 昔はどんな使われ方をしていたのか? 清少納言「枕草子」を追っていくと、 いろいろ使用例が出てきたから、サクッとまとめてお...
日本の神様と昔話

韓竈神社。恐るべき神聖さ!

出雲市の韓竈神社(からかまじんじゃ)。 出雲国風土記(733年)に記録が残る、歴史ある神社。 出雲大社よりも断然オススメの雰囲気ある神社。 参拝者に媚びを売らない、突き放した造りが味わい深い。 困難を...