投信ビジネスの闇と再生への道 運用会社の存在意義(鎌倉投信・第5回受益者総会) 世の中のことをもっと知りたい。 そんな知的欲求には素直に答えてくれる株式投資。 でも… 自分の投資したお金が世の中の役に立って欲しい。 そんな想いにはなかなか答えを返してくれない。 上場株式の投資とな... 2014.09.28 投信ビジネスの闇と再生への道
日本の歴史と文化 徳川18代将軍、徳川恒孝「江戸の遺伝子」 KPMGあずさサステナビリティのセミナーメモの続き。 基調講演は徳川家18代目の徳川恒孝氏だった。 まずは「日本の特殊性」について。 負けた相手を皆殺しにしない戦争 島国ゆえに異文化が通り過ぎずに堆積... 2014.09.25 日本の歴史と文化
IR情報等から企業を見る 非財務情報開示に関するセミナー祭りの秋 財務情報だけでは中長期の視点で株式投資はできない。 長期投資家にとっては、ごく当たり前のこと。 私がブルームバーグのデータベースに驚いてからもう5年。 BloombergのESGデータが凄すぎる!(0... 2014.09.24 IR情報等から企業を見る
日記と雑談 横道にそれるためにスマホを捨てよう 世の中では"iPhone 6"が話題になっているけど、 私は世の中に逆行し2年前にガラケーに戻した人。 スマホからガラケーへ回帰(12/06/22) でもあまりに時代遅れになるのも良くないので、 害に... 2014.09.21 日記と雑談
コラボ企画☆本日のスープ ファンドを通じた投資家と企業のいい関係/本日のスープ32皿目 リレー連載企画「本日のスープ~株式投資をめぐる三重奏~」。 m@さんからのご寄稿コラムです。 これまではrennyさんからご寄稿頂いていましたが、 ひとつ前の31皿目から逆回転をはじめたのです。 前回... 2014.09.21 コラボ企画☆本日のスープ
社会や政治の問題など サッカーから見たヨーロッパの独立運動 スコットランドは独立するに決まっているから、 混乱に乗じて欧州企業の株式に投資しちゃお♪ というノリでいたのだけど、うーん読み違え。 新聞など最新情報に疎いので政治・経済の話は知らないが、 私のヨーロ... 2014.09.20 社会や政治の問題などサッカー
古今和歌集 日本人だから聞こえる虫の声。欧米人には雑音。 涼しくなるにつれて、虫の声が耳に入ってくる。 あれ松虫が 鳴いている ちんちろ ちんちろ ちんちろりん あれ鈴虫も鳴き出した りんりんりんりん りーん りん 秋の夜長を鳴きとおす あ~ おもしろい 虫... 2014.09.19 古今和歌集西行「山家集」
名言・名文 愛とは偶然に対する信頼/アラン・バディウ「愛の世紀」 九鬼周造の「恋と偶然」つながりで出会った一冊。 フランスで20万部以上売れた哲学書なんだとか。 70歳を超えても愛で世界を語るとはさすがフランス。 私たちは定義づけのような同一性に基づく整理法で、 世... 2014.09.18 名言・名文偶然とリスクの諸相
日本の歴史と文化 士農工商、終身雇用が崩壊した後の「自分探し」 恋を出発点に人と世界との間の偶然を考察した九鬼周造。 恋から読み解く、人と世界の関係性/九鬼周造「いきの構造」 時代背景も踏まえるとまた別の姿が見えてくる。 「いきの構造」が発表されたのは1930年。... 2014.09.17 日本の歴史と文化
電子出版・著作集 電子出版作戦に壁。読者が更新ファイルを受けとるには… 実験的に「古典に学ぶ人生論」の第2版を用意し、 すでに買って下った方には無料で新ファイルを配信 内容量を徐々に増やし、版を重ねるごとに値上げ という方向で進めたかったのだけど、 Amazonのシステム... 2014.09.17 電子出版・著作集
世界を読み解く方法 恋から読み解く、人と世界の関係性/九鬼周造「いきの構造」 日本文化論の古典として有名な「いきの構造」。 もちろん「いき」とは江戸時代の美意識「粋」だけど、 様々な読み方ができる、なんだか不思議な一冊。 九鬼周造は「いき」の特徴を3つに分けている。 説明部分を... 2014.09.16 世界を読み解く方法偶然とリスクの諸相
生物と生命の不思議 チンパンジーからヒトの進化を読む/松沢哲郎「想像するちから」 ヒト以外の霊長類の研究から人間への認識を深める。 そんな霊長類学者のゴリラの本に引き続き、 人間よ、ゴリラに学べ/山極寿一「サル化する人間社会」 今度はチンパンジーの本を読んでみた。 著者は昨年、文化... 2014.09.13 生物と生命の不思議
古典に学ぶ人生論 寿命の延びに関係なく、人生は20代で決まる! 人間の寿命が延びたのだから、 今の30歳は昔の20歳と同じようなもの? 心理学者メグ・ジェイは下記のデータをもとに、 そんな考え方は人生を台無しにする!と警告する。 人生で重要な出来事の80%は35歳... 2014.09.12 古典に学ぶ人生論
文化で読む日本経済 日本人は昔から「おカネ」に執着(日本霊異記) 渡辺京二「逝きし世の面影」。 これがとんでもない名作であるがゆえに、 幕末以降、日本人の気高い精神性が失われた。 というような指摘をする人もいるけどウソ。 鎌倉時代の兼好法師「徒然草」 江戸時代の井原... 2014.09.11 文化で読む日本経済
日記と雑談 渋谷にトドメを刺した東急渋谷駅の地下化 2013年度(2013年4月~2014年3月)における、 JR東日本の各駅の乗車人員が発表されたことで、 こんな記事がダイヤモンド社のサイトに載っていた。 渋谷駅の利用者数が3位から5位に転落 東急渋... 2014.09.10 日記と雑談
生物と生命の不思議 人間よ、ゴリラに学べ/山極寿一「サル化する人間社会」 サル、ゴリラ、チンパンジー。 ヒト以外の霊長類を研究することで人間への理解を深める。 そんな霊長類学と呼ばれる学術分野があるらしい。 先日少し引用したチンパンジーの研究に興味を持ち、心の豊かさの時代に... 2014.09.09 生物と生命の不思議
日本の美意識 月見のイメージ好転。西行と山越阿弥陀図。 平安時代初期には必ずしも印象が良くなかった月見。 しかし平安末期になると反転しているのはなぜか? 中秋の名月を詠わない古今集。月が不吉な竹取物語。 平安末期を代表する歌人、西行(1118~90年)が、... 2014.09.08 日本の美意識
日本の美意識 中秋の名月を詠わない古今集。月が不吉な竹取物語。 西行(1118~90年)は詠んだ中秋の名月の和歌。 西行、中秋の名月を詠う(山家集) 日本ではいつ頃から中秋の名月を愛でていたのか? 「古今和歌集」(905年)の秋の巻を開いてみて、あれ? 中秋の名月... 2014.09.07 日本の美意識古今和歌集
古今和歌集 日本独自の思想や哲学の原点にあたる古典は? 読者の方から質問いただきました。 「日本独自の思想や哲学の原点にあたる古典は何ですか?」 ムム…「独自の」という部分が結構ムズカシイ。 海外に目を向けると思想や哲学を書き表した古典は、 中国では老子や... 2014.09.07 古今和歌集
食文化と美食探訪 料理がサルをヒトにした/スザーナ・エルクラーノ=アウゼル 進化の過程で私たち人間と猿を分けたものは何か? 直立二足歩行 火を使う 道具を作る あたりが主にあげられるのかな。 でも最近、リオデジャネイロ連邦大学の神経学者 スザーナ・エルクラーノ=アウゼルが唱え... 2014.09.06 食文化と美食探訪生物と生命の不思議