2014-04

世界を読み解く方法

遊戯三昧で未来を読む

未来予測は可能なのか? 投資家としての最大の関心事でもあり、 様々な古典を読み解いてきたけど、まず無理っぽい。 未来予測に価値はない/フロイト「幻想の未来」 初期条件に依存する未来/ポアンカレ「科学と...
投資で創った人生哲学

経済・金融の分野に未来学を求めて…

裏方としてセミナー企画のお手伝いのはずが、 なぜか講師を依頼されてしまい、その準備のための連載が、 金儲けのための金儲けは空しい 過度なお金はクズ鉄を引き寄せる磁石 読書に救われたカネの亡者 単なるお...
投資で創った人生哲学

読書に救われたカネの亡者

デイトレーダーから個別株投資家へ。 チャートだけから経済・会計を学んで知的好奇心が増した、 と主張したところで、根本的には株価が上がるかどうか。 だから22歳から株式投資をはじめて、 20代のうちは人...
世界を読み解く方法

人生はおもしろがれた人が勝ち

失ってはじめて、それがどんなに大切だったかに気がついて… なんて悲しんでも、はじめから何もなかったのかもしれないし、 何の希望もないと思っても、実は希望に満ちあふれていたりする。 「ある」と「ない」は...
投資で創った人生哲学

過度なお金はクズ鉄を引き寄せる磁石

貨幣経済って世の中は意外とやっかいだ。 あらゆるものの価値と価値の間に必ず「お金」が仲介するから、 お金が世の中で最も価値があるように思えてくる。 ブログ開始から少ししてマスコミ取材を受けるようになっ...
投資で創った人生哲学

金儲けのための金儲けは空しい

表題は著名投資家ジョージ・ソロスの言葉。 いつからだったかな、私がそのことに気がついたのは。 当初は株式投資で「お金儲け」以外のことを考えていなかった。 私にとって株式投資はある意味「社会への復讐の手...
日記と雑談

貼り箱名刺入れ「空万」 × ペットボトル素材エコ名刺

名刺がなくなったから新調するとともに、 ちょっとおもしろい名刺入れを見つけて購入。 空万 kuban 淡路島の貼り箱(化粧箱)職人さんの手作り名刺入れ。 かつて工芸品とも言えるレベルだった贈答品用の貼...
日本の美意識

ちひさきものはみなうつくし

幼な子、人形の道具箱、蓮の小さな浮葉、ひよこ、瑠璃の壺など、 身の回りの小さなものに「いとうつくし」と喜びを見いだす。 「ちひさきものはみなうつくし」(枕草子151段) 清少納言の想いは別のところにあ...
百人一首

1000年以上も変わらぬ奇跡/百人一首7「三笠の山に…」

百人一首の暗記に挑戦したのは小学生の時。 恋はまだ分からない。日本語もあまり得意ではない。 そんな時期の私が一番最初に覚えたのが、 天の原 ふりさけみれば 春日なる 三笠の山に いでし月かも 作者の阿...
日本の歴史と文化

世界地図を90度回転すると日本は…

日本について話す機会があるとき、必ず使うものがある。 原研哉「デザインのデザイン」で出会った90度回転させた世界地図。 日本のおもしろさや奥深さが、たった1枚の地図でいろいろ語れる! ペリー来航までの...
社会や政治の問題など

財政破綻は平和憲法の副作用?

日本が借金まみれになった原因を簡潔にまとめると、 アメリカの方が日本より税金が安いじゃないか! 社会保障(年金・健康保険)はヨーロッパ並みにして! という相反する政策を同時に追いかけてしまったこと。 ...
世界を読み解く方法

老子と荘子の相対性理論

中国古典の老子と荘子はセットで老荘思想と呼ばれる。 最近ようやく荘子を読んでみたら、なるほど老子に似ている。 上善は水のごとし(老子・8章) 天下に水よりは柔弱なるはなし(老子・78章) 老子は「水」...
世界を読み解く方法

専門性の越境・再編集の時代へ/デザインする思考力

次世代のリーダー育成のための「場」を提供する、 東京大学エグゼクティブ・マネジメント・プログラム。 講師を務める東大教授6名へのインタビュー集が、 東大EMP/横山禎徳 編「デザインする思考力」 最先...
お薦めの本

申し訳ない、御社をつぶしたのは私です。

経営学やMBAに経営コンサルタント。 おそらく1995~2005年あたりにバブルの頂点を極めた分野。 今ではバブルも崩壊し、玉石混淆の理論の中から、 「本当に使えるのはどれだ?」「あれ?ほとんどない…...
投資哲学を求めて

運用が長期に渡ると、配当は人生設計の一部になる

上昇相場では誰もが天才!って雰囲気に乗っかって、 たまたま値上がり益を手にしてしまうと忘れがちだけど、 株式投資というものは基本的に、 長期投資になるほど配当が重要になっていく(Blog: 高配当ET...
日記と雑談

型を覚えることが創造への第一歩

脳細胞が絶えず入れ替わるのに、私たちの記憶が保たれるのは、 神経回路の「型」が覚えているかも、というのが昨日の話。 ふと気がつけば「型」の大切さはあげればキリがない。 たとえば日本文化においては、 和...
日本の神様と昔話

山手七福神めぐり

たまに昼ご飯を食べに行くところのそばに、 加藤清正が祀られているお寺(覚林寺)があることに気がつき、 立ち寄って御朱印をお願いしたら、清正公と毘沙門天の二択?! 「山手七福神めぐり」なるものがあること...
しあわせのかたち

努力とは幸運に出会う確率を高めること

今年に入って2冊、電子出版してみたら、 読んだよーと連絡くれるのは、なぜか20代の方ばかり。 いつの間にかブログの読者層が若返りしたことに気付かされた。 (投資ブログの頃は引退後の情報サイトで推薦され...
日本の美意識

東京の中心が「空っぽ」の不思議

皇居の西側をお花見さんぽ。 「桜だもん」という名に惹かれて、桜田門から歩いてみたが、 実際に桜が増えるのは半蔵門あたりからというドジっぷり。 堀の向こうには未開発の広大な土地が広がっている不思議。 世...