2013-12

日記と雑談

神様にお礼をするために神社へ

うまくいかないから神社でお賽銭を入れて神頼み… なんか違う。  そんな他人任せな願いが叶うはずもない。 仏教の「他力本願」も今では間違った使われ方をしている。 本来は「自力の果てで、他力(仏)を感じら...
日記と雑談

2013年の人気記事

2013年に書いた記事のアクセス数ベスト5は、 太陽の黒点活動と景気や気象の関係 菅原道真/梅が桜に変わる頃に 西行「山家集」春の章より桜歌10首 遊びこそ文化の起源/ホイジンガ「ホモ・ルーデンス」 ...
私の人生観

人生観を編集し、行動に移した2013年

人生を見つめ直すきっかけ。 実は私の場合、腰痛で動けなくなった時が多い。 贅沢って何だろう?(13/03/23) 今後の時間の使い方を考え直さねば、と反省した瞬間だった。 とはいえこの時点では既存の枠...
お薦めの本

読んだ本と振り返る2013年/感銘を受けた日本の古典

今年はじめて読んで感銘を受けた日本の古典は、 五輪書 建礼門院右京大夫集 の2冊。 宮本武蔵の「五輪書」は今まで読んでなかったのが不思議。 羽生善治、カスパロフといった勝負師の書物以外には、 投資の参...
食文化と美食探訪

松茸文化は飛鳥・奈良時代の森林破壊の恩恵?!

巨大建造物のために森林破壊が進み、文明崩壊へつながる。 その最悪のケースが、モアイ像のイースター島であり、 現代文明の未来への過去からの警告として知られている。 ※ジャレド・ダイアモンド「文明崩壊・上...
お薦めの本

読んだ本と振り返る2013年/脳と心

年末にまとめる「読んだ本と振り返る○年」シリーズ。 昨年は人の最も外側、宇宙(物理学)に関心を寄せたけど、 今年は反転して、人の最も内側、脳と心が気になった。 とくに衝撃的な一冊となったのが、 ノーレ...
古典に学ぶ人生論

「道」はまごころ/論語・里仁篇「一以貫之」

日本人は「武士道」や「茶道」など「道」を付けるのが好き。 「道」の来歴をたどれば中国へ行き着く。 道は一を生じ、一は二を生じ、二は三を生じ、三は万物を生ず (老子42章) 「道」は「一」以前の現象・存...
投資哲学を求めて

景気の四季と投資の心得~宮本武蔵「五輪書」とともに

景気の循環を四季の移ろいと見立て、 季節ごとの美味を有利な投資対象と見立てる。 2000年のITバブルから約1周半を体験する中で、 私が戦える期間(バリュー投資)は冬から春にかけてと悟った。 日本株に...
日本の歴史と文化

安土城、火のイルミネーション

イルミネーションで街の魅力と人気のアップを図る。 特にクリスマスの定番だけど、ライトアップは誰がはじめたのか? もしかすると織田信長なのかもしれない。 「信長公記」の1581年7月15日の記述には、 ...
日本の歴史と文化

日本初の肖像画紙幣「神功皇后札」

文字を書いたり、PCで打ったりするときはヨコ書き。 でも普段読んでいる本は、数式が多いもの以外はタテ書き。 そういえば新聞は見出しがヨコ書き、本文がタテ書きだ。 なんでこんな器用なことができるのかと、...
世界と日本の経済史

黄金比が語るドル円相場の転換点

昨年2月に紹介したドル円相場について補足。 黄金比「1:1.618」に近い162ヶ月周期なのかどうか… ここから「次の転換点は13年半後か!」と考えるなら、 円安トレンドを支える材料は豊富なので、当た...
お薦めの本

女性視点の平家物語/建礼門院右京大夫集

平家の栄華と滅亡を描いた「平家物語」が叙事詩なら、 「建礼門院右京大夫集」は抒情詩・平家物語と言える。 作者・建礼門院右京大夫の立ち位置は、 そして鴨長明や慈円とだいたい同世代だから、 「方丈記」や「...
金融危機2007~?

「つながりすぎた世界」をどう生きるか?

2008年9月のリーマン・ブラザーズ破綻については、 住宅バブルに伴うローン残高の急増 複雑な証券化により、資産価値や真の保有者が分からない 政府が介入するかしないかの判断をめぐる混乱 がだいたいの原...
パスカル「パンセ」

「動」の西洋と「静」の東洋

ここで留まるか、もっと踏み込むか…悩んでることがある。 思うがままに決断することが多い私にはちょっと珍しいこと。 ふとフレーズ・パスカル(1623~1662)の言葉を思い出す。 「人間のあらゆる不幸の...