お薦めの本 川合光「はじめての超ひも理論」 自然界には大きく分けると4つの力に分類できるという。 重力(質量をもつすべてのものの間に働く力) 電磁力(+と-をもつすべてのものの間に働く力) 弱い力(中性子のベータ崩壊で知られる力) 強い力(クオ... 2013.07.28 お薦めの本宇宙を読み解く科学
古典に学ぶ人生論 徒然草より「つれづれ」な和泉式部日記 4番目の勅撰和歌集「後拾遺和歌集」(1087年成立)において、 もっとも多くの和歌が収録された歌人、和泉式部。 このうち百人一首に採られた和歌を目にした人が多いかも。 あらざらむ この世のほかの 思ひ... 2013.07.27 古典に学ぶ人生論
日本の美意識 岡倉天心「茶の本」の美文集・その2 今年は岡倉天心の没後100周年にあたることもあり、 私が書いた「茶の本」の紹介記事のアクセスが急増中。 岡倉天心「茶の本」を「不完全の美」で要約・編集 岡倉天心「茶の本」の美文集 この機会に私も再読し... 2013.07.23 日本の美意識名言・名文
日記と雑談 現代の会所やコーヒーハウスはどこにある? 室町幕府の将軍が用意した多分野の人が集まる「会所」。 ここでの異文化交流で現代に通ずる文化の原型が生まれる。 水墨画、和室、庭園、能、茶道、華道などなど…。 【.ami】バブルの東山ルネサンス(13/... 2013.07.21 日記と雑談
宮本武蔵「五輪書」 瀬戸をいかに渡るか/宮本武蔵「五輪書」火の巻 宮本武蔵の「五輪書」を初めて読んだ。 火の巻で語られる、絶妙の「間合い」とは何か? 武芸だけにとどまらない教訓をざっくり編集すると、 「渡を越すといふは、たとえば、海を渡るに瀬戸という所もあり、または... 2013.07.19 宮本武蔵「五輪書」
日本の美意識 日本はいつから「月」に目覚めたのか? 私たち日本人は時代を超えて、月に憧れをいだいていた。 でも、それはいつ頃からなのだろう? 古代より闇夜を照らす月光は神秘的な印象を与えただろう。 でも日本の神話における、月神の扱いは冷淡なもの。 ギリ... 2013.07.15 日本の美意識
日本の美意識 夢でしか会えない神仏/明恵上人&梁塵秘抄 日本史で「夢」と言えば「夢記」を残した明恵上人が有名。 この人の夢に対する感覚は不思議なものがある。 叔父の上覚が、 見ることは みな常ならぬ うき世かな 夢かと見ゆる ほどのはかなさ はかない夢より... 2013.07.14 日本の美意識
私の人生観 偶然に身をゆだねて生きる 今この時の選択が正しいかどうか、たしかめることはできない。 私の人生でこれまでに起きたできごと(過去・現在)は、 これから起きること(未来)によって評価し直され続けるのだから。「私は未来のことなど考え... 2013.07.13 私の人生観
万葉集 まほろば・うるはし・うまし/古代人の日本観 暑さゆえに移住の話をすると「どこの国へ?」と聞かれる。 私は日本より良い国はなんかあるわけない!と思ってるけど、 (とくに「食」の面で→ミシュランガイドの星の推移や国際比較) 世間一般にはどんよりした... 2013.07.13 万葉集日本の美意識
脳と遺伝子の探求 記憶はどこにあるのか?/福岡伸一「動的平衡」 この世は無常迅速。 日本の古典でたびたび語られてきたことだ。 はかなし/日本人が人生を発見したことば 無常が日本の古典を美しくした/唐木順三「無常」 最近、身体の外側だけでなく内側も無常迅速であると知... 2013.07.09 脳と遺伝子の探求
日記と雑談 だからブログはおもしろい 生まれて初めて「お茶会」を体験してきた。 いろいろ本を読んで茶道について編集してきたけど、 "At the moment of meeting, the art lover transcends hi... 2013.07.07 日記と雑談
お薦めの本 進化心理学が解き明かす「心」の不思議 ドラマ・ガリレオの最終回で湯川教授(福山雅治)が、 恐竜の化石にまつわるかつての研究者の誤解を語る。 当初、恐竜の「骨」の発見に研究者たちは沸いた。 周りの「土」を丁寧に取り除き、骨をつなぎあわせ、恐... 2013.07.06 お薦めの本
道元「正法眼蔵」 私はどこに存在するのか?/正法眼蔵・相対性理論 私たち人間は約60兆個の細胞からできている。 そしてそのうち数千億個の細胞は1日の間に生まれ変わる。 細胞レベルでは絶えず更新されていく私たちのカラダ。 流れゆく細胞の中で「私」は「私」をどこで認識し... 2013.07.06 道元「正法眼蔵」生物と生命の不思議
兼好法師「徒然草」 兼好法師の名人讃歌/徒然草92、109、110段など 一度きりの人生だから、やりたいことに思いっきり打ち込んで、 名人や達人、師匠などと呼ばれるところまで行きたいもの。 「徒然草」は理想の生き方を追い求めた記録でもあり、 そこには兼好法師が憧れた名人が描... 2013.07.02 兼好法師「徒然草」古典に学ぶ人生論投資哲学を求めて