2012-09

投資哲学を求めて

株式投資の理想型~鎌倉投信の受益者総会にて

お金儲けのためだけの投資は空しい。 そう悟ってから、SRI、CSRレポート、ESG投資などに触れて、 どうすれば株式投資は社会貢献につながるのか? ここ数年、考え続けても明確な答えが得られることはなかった。 突き詰めると、私のお金は証券市場...
日本の美意識

和歌の連鎖で物語る・古今和歌集の編集術

「編集」に着目すると勅撰和歌集はすごい。 たとえば古今和歌集939-942の4首のかたまりが深い。 一首目は小野小町、残りはよみ人知らずによる和歌。 あはれてふ ことこそうたて 世の中を 思ひ離れぬ ほだしなりけれ あはれてふ...
日記と雑談

NPO法人 いい会社をふやしましょう~創立記念シンポジウム

鎌倉投信の受益者総会でおもしろいお知らせもらったよ。 「いい会社をふやしましょう」って名でNPOを作っちゃったんだって。 その創立記念シンポジウムが12月15日(土)14時~ 東急線・大岡山駅の東京工業大学で開催されるとのこと。 Web上を...
投資や経済の話題

10/17のセミナー参加費がワンコインに!

発表から2週間ちょっと経過した10/17のセミナー。 有料でのお申し込みが伸びていることから、 主催団体へ参加費値下げを提案し、OKもらってきたよん。 1,000円から500円へ。ワンコインセミナー実現だ♪ 預かり残高の増加とともに信託報酬...
日本の美意識

夢とうつつの古今和歌集…あいまいな日本の原点?

西洋的な善悪二元論の考え方との比較から、 自虐ネタとしてさらされる日本の「あいまいさ」。 でも私たちが金融危機やフクシマで痛感したことと言えば…。 現代社会の脅威は、あからさまな悪意を持つものではなく、 善意ではじめたものが、何かの拍子で猛...
投信ビジネスの闇と再生への道

コラボ経済の時代/「自分ごと」だと人は動く

みんなが同種のモノに群がる大量生産・大量消費の時代。 企業は新聞やテレビの広告で一方的に情報発信だけでよかった。 でもIT革命後の消費者は単なる情報の受け手ではなくなり、 主体的に情報を収集、選別、発信しはじめ、時代は大きく変わった。...
投資の賢人に学ぶ

ジョージ・ソロスの再帰性理論

ジョージ・ソロスの投資哲学の根幹である再帰性理論。 昔はさっぱり分からなかったけど、今なら少し近づけそう。 認識機能…人が世界を理解しようと努めること 関与機能…人が世界に影響を与えようとすること この2つの相互干渉をソ...
日本の歴史と文化

日本が尊敬していた中国とは一体?/儒教の観点から

日本が中国を心から尊敬し、学ぼうとしてきた期間は長い。 それなのに今は…。とてもじゃないけど尊敬の念を抱くのは無理。 儒教の五常(仁・義・礼・智・信)とか、どこ行っちゃったの? 中国を儒教の国と考えるのがそもそもおかしくて、 道徳的に壊れて...
社会的投資

CSR活動への期待/ドラッカー「マネジメント」

CSR(Corporate Social Responsibility: 企業の社会的責任)。 これって結局、何を期待されているんだと思いますか? なんて三連休中の会話から。 まず勘違いしちゃいけないこと。 企業は悪いことしてるんだからCS...
お薦めの本

世界が広がる良書「数学者の哲学+哲学者の数学」

良書に出会うと読中・読後に読みたい本が激増する。 未知の分野への関心が広がるきっかけとなる一冊との出会い。 それが読書の醍醐味の1つ。すべての学問は数学と哲学へ向かって収束していくのでは…。 そんな印象を持ち始めた矢先に出会ったのが今日の一...
社会的投資

SRIのネガティブ&ポジティブ・スクリーニング

m@さんの「SRIファンドのスクリーニング手法別の動向」を読んで。 ネガティブ・スクリーニングのSRIファンドの成績がいいそうな。 ネガティブは「良くない企業」を投資対象から外すってこと。 SRI(Socially Responsible ...
投資や経済の話題

大卒就職率は下がって当然

考えれば簡単に分かることだけど、一応統計データで確かめたい。 文部科学省の「学校基本調査」に添付の資料を加工。 バブル崩壊後の「失われた20年」と呼ばれている間、 大卒者の就職者数は、横ばいか若干増加という推移している。 私の卒業年(平成...
投資で創った人生哲学

ジョージ・ソロスの大局観と人生観

ジョージ・ソロスは投資哲学者。(と私が勝手に思ってる) 私が哲学に触れるようになったのはソロスが気になってから。 20代の頃はウォーレン・バフェットが好きだった。 バフェットのように財務諸表を読んで株式投資をするぞ! と突っ走ったお...
古典に学ぶ人生論

内なる貧しさに豊かさがある by エックハルト

すべてを捨てた先に真の豊かさがある。 そんな教えを説いた一遍上人(1239-89)が現れた鎌倉時代。 ヨーロッパでも同じような思想を持った人物が現れていた。 キリスト教神学者、マイスター・エックハルト(1260-1328) 。 岩波...
日本の歴史と文化

なぜ日本文化に関心を?/私とお金の転換点

投資から日本の歴史や文化へ傾倒していったのはなぜ? そう問われてなぜだろう?と自分でも分からなかったから(笑)、 昔のブログ記事を振り返っているうちに分かったこと。 2008年6~7月にその後の人生を変えた2冊の本に出会っていた。 ...
投資で創った人生哲学

ダブル・コンティンジェントな株式市場

和英辞典で「偶然」を引くと”chance”が一番最初に出てくる。 なんかイメージと違うぞ。。。 以前紹介したイアン・ハッキング「偶然を飼いならす」の原題が、 "The Taming of Chance"だったことを考える...
日記と雑談

投資ブログの数年を振り返ってみると

個人投資家のブログが増え始めたのは2005年。 そして日本株が元気だったのと連動して2006年春頃から 一部のブロガーが注目され、新聞・雑誌に出演するようになった。 あれから数年。 主要な投資ブロガーは以下2種類に収束したように思う。 デ...
古典に学ぶ人生論

捨聖・一遍上人のことば

氾濫する情報、パーソナライズ化された情報といかに向き合うか? 投資家として、知的生活に憧れる凡人としての私の重要テーマ。 最近では日経新聞の購読をやめ、情報源を捨てる努力もしている。 「捨てる」ことは情報だけでなく、人生全般において大...
古今和歌集

古今和歌集・恋歌の編集術/夢の歌人、小野小町

夢に迫るべく、フロイトやユングを読まなきゃと思いつつ、 いや夢なら明恵上人だ、などと考えながら少しも進まず…。 とりあえず小野小町の和歌でもまとめてみよう。 古今和歌集に小町の歌は18首あるが、そのうち6首が夢の歌。  古今...
日記と雑談

宇宙の変遷/コスモス→ユニバース→スペース

難しくてなかなか読み進めることができないけど、 「数学者の哲学+哲学者の数学」という本がかなり興味深く、 読み終えたら「今年最高の一冊!」と紹介することになるかと。 P168~170で紹介されている「宇宙」の言葉の変遷がおもしろい。 当初は...