2012-07

デカルト「方法序説」

主観と客観の転換点/デカルト「我思う、ゆえに我あり」

デカルト「方法序説」の記事が思いのほか好評なので、 オマケでデカルトについて調べてたときに出会ったおもしろい話。 subject(主観)とobject(客観)の日本語訳の不思議について。 まず英語の語源を古代ギリシアまでさかのぼると…...
投信ビジネスの闇と再生への道

投資のイメージ向上に必要なこと

インターネットの普及により消費者の行動は、  AIDMA(Attention→Interest→Desire→Memory→Action)から  AISAS(Attention→Interest→Search→Action→Share)へ ...
日本の美意識

はかなし/日本人が人生を発見したことば

日本人が人生の本質を発見したのはいつ頃のことか? こんな不思議な問いに答えるべく、過去の記事を総動員。 無常、あはれ、はかなし、とことばを軸に追ってみたい。 まず「万葉集」の和歌には神への捧げ物っぽい印象を持っていて、 私の中では「バイキャ...
お薦めの本

本屋の残しかた・3 松丸本舗閉店の衝撃!

松丸本舗が9月末で閉店。。。 あの形態で本屋が成り立たないとなると本屋の未来は絶望的。 これまで私が考えてきた「本屋の残しかた」を編集し直すと… アメリカ人にとって本屋は、わざわざ車で出かける場所だから、 この距離感だとリアル書店からネッ...
偶然とリスクの諸相

連続性の追求が人生の目的/パース「連続性の哲学」

私たちが様々な社会現象に連続性を見出したがるのはなぜか? タイトルに惹かれて、パース「連続性の哲学」を読んでみた。 「思考における、感情における、行為における一般化、連続的体系の豊かな拡がりこそが、人生の真の目的である。」P124 こ...
お薦めの本

寺田寅彦「天災と国防」

物理学者でエッセイスト。 おもしろい肩書き。 私が物理学に興味を持ったことで、ようやく出会った寺田寅彦。 関東大震災前後を生きた著者の自然災害に関するエッセイを 東日本大震災を受けて、12本ピックアップした本が今日の一冊。 現代に通じる知恵...
デカルト「方法序説」

世界を読み解く方法/デカルト「方法序説」

直感や創造性にロマンティックな信仰をよせる者は肩身の狭い時代。 今の社会が期待しているのは、合理的で論理的な考え方だから。 そんな思考法の出発点は、やはり17世紀のデカルトだろう。 「方法序説」をパラパラと読み直しながら、要約・編集し...
お薦めの本

ヘタな自己啓発本より世阿弥「風姿花伝」

「成功の法則」といった安っぽいタイトルの本を読むくらいなら、 能の魅力を「花」に例えた世阿弥の能楽論「風姿花伝」。 舞台を成功させるための「まことの花」を追いかけて、 年齢別の稽古論を説いてみたものの(年来稽古条々)、 それでも舞...
投資哲学を求めて

インデックス運用を盲目的に信じてはダメ

間に誰か入ると話は正しく伝わらないもの。ここは先手を打とう。 ということで、400日ぶりくらいの純粋な資産運用の小話を1つ。 まずは私が伝えたいポイントをまとめてしまうと。 私はインデックス運用を否定しているのではない! 「インデックス投...
投資や経済の話題

貨幣に正義を見たアリストテレス

貨幣経済。これは何かと批判の対象になる。 日本で本格的に貨幣が流通し始めた頃に書かれた徒然草217段や 児童書と思われたミヒャエル・エンデ「モモ」の背景などに触れたり、 私自身も社会貢献について考えると、貨幣に悪役イメージをつけてしまう。 ...
偶然とリスクの諸相

ラプラスの悪魔とは?(確率の哲学的試論)

ずっと読みたかったけど絶版で、中古が値上がりして入手困難。 そんな岩波文庫の一冊が先週重版されたので、速攻で手に入れた。 でもAmazonでは早くも品切れ…。今、注目されてるのかな? ピエール・シモン・ラプラス(1749-1827年...
お薦めの本

原発事故は科学の取り違えによる人災

たしかに原発事故は「人災」だ。 しかし原発事故調査委員会の言う「人災」ではない。 「当委員会は、本事故の根源的原因は歴代の規制当局と東電との関係について、「規制する立場とされる立場が『逆転関係』となることによる原子力安全についての監視・監督...
東日本大震災

知性の限界/善が転じて猛威をふるう社会

私が子供の頃のアニメといえばキン肉マン。 王位争奪編の続編の連載がはじまっててビックリ! 悪魔超人編以降は勧善懲悪がハッキリしていたのを思い出す。 最近のアニメがどうなっているのかは分からない。 しかし善悪の割り切れなさが世界を覆っているの...
偶然とリスクの諸相

3.11が残した課題は原発問題ではない

どういうわけか3.11を原発精神論でしか語れなくなった。 原発を動かす動かさない、そんなことは議論の対象ではない。 原発を徐々に減らして他の手法に切り替えていく以外にないから。 ※「フォーリン・アフェアーズ・アンソロジー Vol.34」が参...
お薦めの本

渡辺和子「愛と励ましの言葉366日」

今、話題の書「置かれた場所で咲きなさい」。 タイトルになるほど!と勝手にすべてを理解したつもりになり、 同じ著者の他の本を一冊、ということでこの本を読んでみた。 1973~2003年に出版した9冊の本からの名文セレクション。 私のお...
社会的投資

Kaien就労支援ファンドに出資。だって私も…

セキュリテ被災地応援ファンドの石渡商店に出資して以降、 ミュージック・セキュリティーズのファンドにビビッと来なかった。 でも「Kaien就労支援ファンド」はまさに私のためのファンドだ♪ 株式会社Kaienは発達障害の方の就業を支援する...
社会的投資

投資家の視点でCSRを編集する

CSR(Corporate Social Responsibility: 企業の社会的責任)について、 学んでもピンと来ない…、という声を受けてシンプルに編集してみよう。 ある程度普及すると専門家を名乗る者が現れ、意味もなく複雑にして、...
世界の名言・名文

墨子の兼愛・貴義と直江兼続

湯浅邦弘「諸子百家―儒家・墨家・道家・法家・兵家」を読み、 諸子百家を俯瞰してみて、やっぱり墨子の思想がいいな、と思った。 春秋戦国時代の混乱の中、「兼愛」を説いた異色の集団、墨家。 家族、国家の枠を捨て、平等無差別な人間愛が平和をもたらす...
お薦めの本

科学の因果律を追って/大栗博司「重力とは何か」

質量の起源、ヒッグス粒子について明日なにか発表があるとか。 表題の本となんか関係あるんだろうけど私にはまだ理解不能。 私が知りたいのは、科学の最先端で因果律がどう扱われているか? 軸があれば門外漢の分野に触れても、得られるものがきっとある。...
サッカー

EURO2012に見る日本代表の限界

EURO2012も決勝戦のスペインvsイタリアを残すのみ。 サッカー国際大会を観ていると日本代表きびしいなぁ…。 ワールドカップで日本が決勝戦に進む、という意味でだけど。 今回のEUROのベスト4は、スペイン、イタリア、ドイツ、ポルトガル。...