2011-12

日記と雑談

2011年の人気記事

自分で言うのもなんだけど、2011年に残した記事は名作ぞろい。 いつになく想いのこもったものが多く、このレベルはもう保てないかも。 人生や幸せについて書いた記事では「仕事と幸福3部作」の他に、 生かさ...
投信ビジネスの闇と再生への道

投資・金融教育は誰が担うべきか?

平成電電、L&G、ワールドオーシャンファーム、安愚楽牧場… ここ数年で起きた投資詐欺ですぐに思い出せる事件。 この4つだけでも被害額を足したら1兆円に届いてしまうかもしれない。 詐欺の仕組みはどれも同...
兼好法師「徒然草」

つれづれ(徒然)に込められた人生観/徒然草75段

「つれづれなるままに、日暮らし、硯に向かひて、心に移りゆくよしなし事を、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ。」 言わずと知れた、吉田兼好「徒然草」の序段。 「つれづれ」は「するこ...
日本の歴史と文化

経産省「面影日本 Roots of Japan(s)」を手に入れろ!

経済産業省から素晴らしい冊子をいただいた。 クール・ジャパン戦略の一環で世界へ配布するパンフレット。 日英対訳で日本の文化・伝統をB5版・約60ページ凝縮した逸品! 「CREATIVE TOKYO フ...
投信ビジネスの闇と再生への道

投信販売に法規制が必要

モーニングスターの朝倉智也氏が金融庁の金融審議会に提出した 「投資信託に関する現状の課題と対応」(PDFファイル)がスゴイ。 こんなの発表したら、大手金融機関から圧力かかるんじゃない? ファイルも消さ...
お薦めの本

読んだ本と振り返る2011年

今年は新規に読んだ本が100冊に届かなかった珍しい1年。 浴びるように読書をする時期を終え、再読することが増えたからかな。 読んだ本を分野を超えて横断的に編集するのが真の読書だもんね。 今年、新版が出...
日本の美意識

恋や生に通じる永遠の想い

「恋する時の人間の心は不思議に純になるのだ。人生の悲しみがわかるのだ。地上の運命に触れるのだ。」---倉田百三「出家とその弟子」P87 この人すごいな、ステキだな、と半ば羨望のまなざしで見つめてた女性...
東日本大震災

古典に残された災害の記憶

「ゆく川の流れは絶えずして」で始まる鴨長明「方丈記」は災害の史料。 1177~85年にかけて都を襲った火災・竜巻・飢饉・地震の記憶なのだ。 長明は、平家滅亡から3ヶ月後の1185年に京都を襲った大地震...
日記と雑談

カスタネットな人生

2001年3月に大学を卒業した後から現在までの我が人生。 12月働き、29月休み、56月働き、22月休み、10月働いた。 打って、休んで、打って…、なんだかカスタネットで遊んでるみたい。 こんな調子で...
東日本大震災

皇室献上品のトイレットペーパー

お歳暮でもらっちゃった。みやびなマロにピッタリの逸品でおじゃる♪ 高知県の望月製紙株式会社の「羽美翔」って商品。→ホームページ 「過剰包装だ!」と怒らず、美を追究する心を素直にめでたいもの。 無駄なも...
日本の美意識

足利義政、月へ逃避した美学の英雄

京都東山の慈照寺(銀閣寺)を造営した室町幕府8代将軍、足利義政。 義政を中心に展開した東山文化は、日本文化史において最も重要。 でも、義政を学びたくても、書かれた本はとても少ない悲しさ。。。 応仁の乱...
日本の美意識

日本の美意識は富や権力への反逆から

日本の美意識は「無常→数寄→幽玄→わび・さび」と流れている。 この系譜に時の権力の移り変わりを合わせると見えてくること。 富や権力に取り憑かれた、時の権力者への反逆から生まれたのでは? 満ちては欠ける...
日記と雑談

ニコタマ詣?

今年もあと2週間か。 ワールドカップや美食の旅に支えられ、最高に幸せだった2010年。 でも年が変わってまもなく「胃がん」疑惑によりバラバラに崩壊。 体調が優れない…とグダグダ言ってるうちに、ありゃま...
日記と雑談

エコプロダクツ2011の雑感

去年に引き続きエコプロダクツ(環境展示会)に行ってみた。 あいかわらずよく分からないのが、コンパニオンのお嬢さん方。 1回限りっぽいコスプレに厚化粧…、エコとかけ離れてるよね(苦笑) あと昨年より子供...
サッカー

ネイマール残留はブラジル繁栄の象徴か?

ブラジルの若きスター、ネイマールは2014年までサントス残留なんだね。 バルセロナかレアル・マドリーに移籍するんだろうな、と思ってたけど。 給料にユニリーバ、アンベブ、パナソニックなどのスポンサー料を...
お薦めの本

森信三「人生論としての読書論」

「趣味が読書」という方の多くが「修身教授録」を読まれたのでは? まだの方はそちらを先に読んでいただくとして、すでに読まれた方は、 今年、復刊された森信三氏の「読書論」を年末にいかが? 二度とない人生を...
文化で読む日本経済

名刺を偏愛する日本の心

名刺交換の儀式になじめない。 最近はカタカナの肩書きも多く、何の仕事をしてる人か分からないし、 後でその人のことを詳しく知りたくなっても、何の情報も載ってない。 私にとっては、会社の社長以外の名刺は、...
お薦めの本

坂本光司「日本でいちばん大切にしたい会社」

会社のあり方を考えるすべての人にとって、今や伝説の名著といえる 坂本光司先生の「日本でいちばん大切にしたい会社」。 経営学というと、アメリカに目を向けてしまう日本の学者たちがほとんど。 カタカナ用語や...
日記と雑談

甘すぎて自爆。マネジメント能力のない私。

久しぶりに面と向かって他人に怒った。何年ぶりだろう。。。 でも今回は完全に自業自得。 斬るべきものを斬ることができなかった私の甘さゆえ。 その昔、就職活動をしていた大学生の頃。 最終面接で会社のお偉い...
ビジネスの勘所

スポーツに見るグローバル化のかたち

本来「グローバル化」には、多様なかたちがあるはずだけど、 日本では「グローバル化=海外のグローバル・スタンダードに合わせる」 という単一的なイメージへまとめられてしまいがち。 これをスポーツに例えると...