2011年08月一覧

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負が介在する山水の系譜

枯山水は、あえて水をなくすことで、水を感じさせる逆転の模写が特徴。それは禅の「無」じゃなくて「負」、すなわち「引き算の美学」なんだ。というおもしろい視点が、松岡正剛「山水思想」P407~408にある。 まず、枯山水と水墨山水の系譜を次のよう...

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夢窓国師の山水思想

去年は3度も京都を旅したのに、西芳寺の庭園をまだ見たことがない。事前に拝観の予約が必要で、計画性のない私にはキビシイ…(涙)西芳寺には庭園を作庭した夢窓国師のこんな漢詩が残されてるとか。 仁人自是愛山静  仁人は自ら是山の静なるを愛す智者天...

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日本の時代の変わり目が不思議

古事記を読んで出雲に行ってみようか。最近そんな気分。大和王朝の前に出雲に大国があり、出雲から大和へ「国譲り」が行われた。そんな記述が古事記にあるそうで、江戸城の無血開城となんか似てる。西郷隆盛と勝海舟が根回しをして、大きな戦いにはならず「国...

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古今東西の哲学・倫理を学びたい

昔の経済学者をWikipediaで調べると、肩書きに「哲学者」がついてくる。アダム・スミスが「国富論」とともに「道徳感情論」を残していたように。もともとは、人の幸福を考えるのが経済学の真髄だったんじゃないかな。 でも、いつからか経済学者は、...

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夢窓国師「夢中問答集」

夢窓国師(夢窓疎石)は、鎌倉末期~室町初期の臨済宗の禅僧。北条家、足利家、南北朝双方の天皇と敵味方分けへだてなく尊敬を集め、まさに「国師」、国の師匠と呼ぶにふさわしい人物。※本来の意味は天皇の師 また西芳寺や天龍寺の作庭家としても名高く、...

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提案は断られることを念頭に

投資の本を出版したい♪と宣言して、出版社までたどり着いたものの…。手っ取り早く儲かる印象を持たせる内容の本は書けないから、暗雲がゴニョゴョっと襲ってきて、ちょっと先が見えなくなってきた。最近これといって打ち込めるものがないから、ちょうどよか...

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もとには戻れない

いろんな人から体調を気遣われる日々が続いてるけど、本人はもう別に。だってさすがに「もと」がどんな状態だったか、忘れちゃったから(笑)唯一、ぐーたらで腕時計のベルトを直してなくて、ゆるゆるだからなんか変かな。 もちろん、「もと」に戻りたい、と...

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金融システムの善悪

昨日は金融や投資について、個人講座みたいなのをやってみた。一番喜んでもらえたのは、「金融システムの善悪」について話した部分かな。 たとえば、サブプライムローン。もはや良いイメージを持っている人なんかいないけど…。当初は低所得者層のマイホーム...

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編集なき情報発信は身を滅ぼす

むこうからやってきた情報に、自分なりの編集を加えて発信する。近年、私たちが著しく退化してしまった能力のひとつかもしれない。インターネットの普及で情報が氾濫し、疲れ切ってしまったのかな。そして私たちは、情報の扱いに混乱し、情報に振り回されるよ...

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放射線より紫外線が怖い?

ふと気象庁の紫外線情報分布図を見てみると…日本のほとんどの地域で、UVインデックス8以上の色がついてるよ。8以上は「外出は控え、必ず長袖・日焼け止め・防止の利用を!」というレベル。それってなんだか…、今話題の原発の放射線よりも怖い気がした。...

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月も雲間のなきは嫌にて候

茶道の系譜は、村田珠光→武野紹鴎→千利休。侘び茶の創始者とされる村田珠光のことばがタイトルの「月も雲間のなきは嫌にて候」茶の湯の美意識を代表する名言の1つなんだって。 でもこれって珠光から200年さかのぼった吉田兼好が徒然草で「花は盛りに、...

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過去を捨て、未来は考えない

過去を分析し、未来を予測する。投資でくり返しやってきたことで、世界経済が変になり始めた今まさに、過去の例から考えて…なんて作業を私もやっていたりする。 でも、これを人生に置き換えると、実に妙なことをしているのだ。 先月、ジョブズの講演を絡め...