2011-07

IR情報等から企業を見る

粛々と進んだ三洋電機解体

松下電器産業がパナソニックに社名変更を発表したのは2008年1月。松下電器、Panasonic、Nationalとバラバラだったブランドを統一し、真のグローバル企業を目指しますよ、という宣言を込めたものだった。 でも同じ年の秋、三洋電機の子...
世界の名言・名文

般若心経~「空」と「色」

昨晩、妙なタイミングで、玄侑宗久「現代語訳 般若心経」を読んでた。数年前に購入したものの、むずかしくて、何度も挫折するのだけど、 「この経典は、すべてが理知によって解釈されるはずだという科学主義に対し、『いのち』や『しあわせ』というリアリテ...
世界の名言・名文

群れない、媚びない、力まない

なんだか立ち位置ズレちゃって、運用成績にも影響が出てきた…(苦笑)シャキッとしなきゃ!と分かりやすいキャッチフレーズを作ってみた。 群れない 「みんながやってるから、私も…」的な行動や考え方は最悪。。。私は変を貫き通せばいい。座右の銘の1つ...
東日本大震災

「六次の隔たり」どころでない近さ

六次の隔たり(Six Degrees of Separation)って知ってる?1967年に、社会心理学者スタンレー・ミルグラム博士が実証した、人は知り合いを6人以上介すと、誰とでも間接的な知り合いになれる、って仮説。 ところが、今回の3月...
お薦めの本

本川達雄「生物学的文明論」

東京工業大学の歌うナマコ研究者、本川達雄教授の最新刊。これまでの著作の総集編なのか、伝えたいことを目一杯詰め込んだ一冊。全11章をテーマごとに分けるとこんな感じかな。 サンゴ礁から説く生物多様性の問題(1-4章) 生物の形からデザイ...
しあわせのかたち

何のために働くのか?

今年は春以降、年下の人にこの手の内容で問い詰められることが多くて。はじめはうまく答えられなかったけど、最近ようやく頭が整理できてきた。先日「ちょうどいい年収」の話とセットで、私が語った内容は以下の通り。 私たちは何のために働くのか?1. 消...
日本の美意識

偶然の扱い方/歴史・文化から見る日本のリスク感覚・3

前回の「時の捉え方」に引き続いて、今日は「偶然の扱い方」について。ここは私がいったん投資の話をやめることにした理由のひとつかな。 西洋文化は当初から「偶然」に対して寛容ではなかった。ギリシア哲学は、世界をミュトス(神話)とロゴス(論理)に切...
しあわせのかたち

ちょうどいい年収

「ちょうどいい年収っていくらくらいだと思う?」 なんて不思議な質問をされた。なんか「ちょうどいい」って部分が妙に気に入って、真剣に答えちゃった。 1. 年収1,000万円超はよくない 理由は次の2つ・700万円を超えたあたりから、本人の心か...
日本の美意識

時の捉え方/歴史・文化から見る日本のリスク感覚・2

初回はおおざっぱすぎたから、テーマを決めて少しずつまとめてみる。今日書いてみたいのは「時の捉え方」について。 頭の中をうまく表現できるか分からないけど…投資理論やMBAとか触れてみて感じた、欧米の時の捉え方は「線」。歴史や文化を追いかけて感...
しあわせのかたち

過去のすべてが肯定される瞬間

夏で軽装になってはじめて私がやせたことに気がついて、心配する人たちに、「アップルのスティーブ・ジョブズだって、まだ生きてるじゃん。」とうまく返したつもりでも、「ジョブズ?誰それ??」的な反応で、ズルッ…iPhoneだiPadだとあんなに騒い...
東日本大震災

節電で痛感した砂漠の宗教とサッカー

平日は節電地獄。みんなのオフィスはどんな感じなのかな?私はもともと暑さに弱い上に(←だから紳士用日傘を愛用して6年目♪)、年初のヘンテコ病で体力落ちちゃったから、生き残りをかけた戦いなのだ。必死に抵抗する中で、砂漠地帯の世界観が頭の中でつな...
日記と雑談

ないものねだり

単に生きているだけで、どうしてこうも悩むのか謎。ゲーテは「人は努力するかぎり迷うものだ」とカッコつけたけど、普通の言い方をすれば「ないものねだり」に悩まされているわけだ。「ないものねだり」について、ちょっと気になったことを書いてみる。 投資...
日本の美意識

日本はいつも恋してた/九鬼周造「いきの構造」

最近、九鬼周造って哲学者がなんとなく気になって、少しずつ調べてる。織田信長に仕えた海賊大名、九鬼嘉隆の子孫で、母親が岡倉天心と不倫。なんかこれだけでも、どんな人だったのかな?って興味がわいちゃう。でも、哲学者の本って、基本的に意味が分からな...
日本の美意識

政治家には文芸の香りが必要

日本史上の人物の人気や評価を思い浮かべると…、なんか変。日本人が考える偉人、って政治的に偉い人ではない気がするんだ。 一番分かりやすい例が、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の比較。政治家としては明らかに「家康>秀吉>信長」の順に偉大。でも、日本...
社会や政治の問題など

意味を求め、意味を失った社会

タイトルにひかれて、ノルベルト・ボルツ「意味に餓える社会」を読んだ。内容がむずかしすぎたから、理解できた部分で、私なりにまとめてみると。   ボルツの定義する「意味」とは、「複雑性の自己記述」。  複雑な仕組み自体に、不確実や偶然が複雑にか...
お薦めの本

村上春樹インタビュー集 1997-2009

村上春樹さんの本は一冊も読んだことがないのに、なぜか手に取った。本を書いて何かを伝える、ってどういうことか、ヒントがありそうだったから。 「想像力は誰でも、たぶん同じように持っているものです。・・・誰でもきっと自分の想像世界を魂の中に持っ...
東日本大震災

原発技術を棄てないで

「原発」という言葉に、すっごい拒否反応を示すようになった日本人。近年マスコミが、極端な善悪二元論に走る傾向があるから(→関連記事)、原発に関わるものはすべて悪!、ってたたきつぶしてしまわないか心配。きっと日本なら、原発技術から新しいものを生...
日記と雑談

Facebookに興味がない理由

ちょうど5年前、mixiが上場する頃、なにがいいのか分からなかった。そして今は、Facebookがもてはやされる理由がさっぱり分からない。たぶん私は、下記2つの理由で、SNSになじめないんだ。 1. 友だちってそんな安っぽいものかな お互い...