2011-06

しあわせのかたち

夢は叶った後に気づきたい

夢を叶えるのは難しい。そして歳とともに、あきらめなければいけないことも増えてくる。だから夢は、叶えることよりも、持ち続けることの方が、もっと難しい。 大小さまざまな夢が、浮かんでは沈み、消えゆく中で、ふと思う。そもそも、まず夢があって、それ...
日本の美意識

幽玄(有限)の中に無限の美を見る

「あはれ」を調べたら、次は「をかし」へ行くのが王道なんだろうけど、気ままに日本を切り取ってるから、なぜか続けて「幽玄」が気になった。 幽玄の定義付けで、一番有名なのは、鴨長明が「無名抄」で示した 「詞に現れぬ余情、姿に見えぬ景気なるべし。」...
古今和歌集

紀貫之の和歌で詠む七夕の心

あと10日ちょっとで七夕がやってくる。みんなは何を願うのかな。今日は紀貫之の和歌で、恋と七夕についてつづってみよう。まずは和歌と七夕の関係をごく簡単に。 七夕は、すでに「万葉集」の時代から、さかんに歌に織り込まれ、「古今和歌集」では173...
日記と雑談

美しさってなんだろう?/資生堂・株主総会にて

今日は資生堂の株主総会に出席。4月1日付けでCEOに就任した、末川久幸社長がなんかいい感じだった。品の良さが感じられて、資生堂って会社のイメージにピッタリな気がした。 私は20代の頃、お金に執着しすぎたから、いいなと思える会社に出会っても、...
講演・取材メモ

口説く側ではなく、口説かれる側に

昨日に引き続き、糸井重里さんの話をもうひとつ。「どうやって人とつながっていったらいいんだろう?」という問いかけに… ぼくはね、自分からつながりにいくことが、本当にない人間なんですよ。 何もしたくないくらい、ものぐさな人間なんですけど...
講演・取材メモ

クリエイティブは無力感から生まれる

今日は生で糸井重里さんの話を聞く機会に恵まれた。一番心に響いたのは、「何かやってみたいことがあるとき、どんなことを、どういう風にやればいい?」と問われて出てきたことば。 まずは分かんないです。何したらいいんだ、なんていうのを分かってい...
しあわせのかたち

瀬戸内寂聴「生きることは愛すること」

今年、一番のお気に入りの本は「生きることば あなたへ」ほかにも寂聴さんが人生を語った本はないかな?と探してきたのがこれ。母校の高校生から寄せられた質問に、寂聴さんが答えた問答集。 6年近く前になるかな、願いごとが信じられないような叶いかた...
講演・取材メモ

本屋の残しかた・2 日米の書店環境の違い

年初にアメリカ発の情報をもとに、「本屋の残しかた」なんて記事を書いた。先日聞いた、丸善CHI・HDの小城武彦社長の講演内容をもとに、日本の本屋について、もう少し考えてみる。 日本とアメリカの書店環境の比較表が、一番印象深かった。 ...
日本の美意識

「あはれ」はなぜ悲哀化したのか?

まずは小野小町の和歌(古今和歌集939)。 あはれてふ ことこそうたて 世の中を 思ひはなれぬ ほだしなりけれ 「あはれ」と歌を詠まずにいられないから、この世にとどまりたい。現世で恋歌を詠って生き続けます!、って小町の決意表明な...
お薦めの本

一度きりの美しさと永遠へのあこがれ

人はこの世界の時の流れを、日・時・分・秒と細かく切り分けてきた。時を均質に切り分けてしまったから、一度きりを意識しにくくなっている。 でも、人生における大切な時間・瞬間の多くは、一度きりで終わってしまう。そして、その大切さに、振り返ることで...
偶然とリスクの諸相

想定外はどこからやってくる?

いつからなのかな。今の社会は「思い描いた未来」と「やがて起きる現実」との溝を、「想定外」という言葉でしか埋められなくなってしまった気がする。 原発の問題は本当に人災?文明自体に命が宿り、人にコントロールできなくなりつつあるのかも?地震直後に...
お薦めの本

森絵都「カラフル」

文章がきれい。この人の小説をもっと読んでみたいと思った。  黒だと思っていたものが白だった、なんて単純なことではなく、たった一色だと思っていたものが、よく見るとじつにいろんな色を秘めていた、という感じに近いかもしれない。 たった10年じ...
電子出版・著作集

投資を楽しむ♪ ベストアルバム2005~2011 +α

資産運用に関しては書き尽くした感があり、5月末で純粋な投資のブログとしては終了。そこでこれまでに書いた1,000を超える記事の中から、これは!と思うものを60件ほど選んでみた。この内容なら、何年経っても色あせない、って自信があるものだけを。...
日本の美意識

「いろは歌」に込められた決意

誰もがいつの間にか知っている、「いろはにほへとちりぬるを…」。仏教思想や無常観が投影されている歌、と読み解くこともできるらしい。なるほど漢字を付して眺めると、平家物語の出だしに似ているかも。 色は匂へど 散りぬるを我が世誰ぞ 常ならむ有為...
講演・取材メモ

普遍性はどこにある?/松岡正剛「連塾」より

投資については語り尽くしたので、卒業記念のようなノリで、テーマごとまとめた目次の作成に奮闘中。6年分となると量が多い…。 いつ読んでも通用する、普遍性が感じられるものだけを選んでるつもり。企業分析のような、その時かぎりのものは、今読んでもピ...